人気馬総崩れはナゼ? 明暗分けた「ゴール前の含水率」

不的中の因
ラジオNIKKEI賞

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カスリもしなかったどころか… 全く読めなかった馬場と展開 – 木谷(編集)

デスク「先週は東西の重賞がともに波乱の決着で、馬券公開でも的中者ナシの結果となったが、今回はカスリもしなかった面々の中から、木谷に“不的中の因”を語ってもらおうか」

木谷「まずは想定外だったのが天気ですよね。日中に雨が降らず、重馬場スタートが稍重にまで回復した位ですしね。道悪予想でコンドゥクシオンに本命を打った僕としては、競馬の予想の前に天気の予想力を付ける必要がありそうです」

デスク「それにしても、バビットの逃げ切りには驚いたな」

木谷「出走馬の半数が前走で逃げていましたし、非常に展開が読みづらいレースでしたが、結果的に最内枠が味方しましたね。前半1000m59秒6に対して後半1000mの60秒0はスローペースに近い流れで、加えて当日の馬場情報を見るとゴール前の含水率は想像以上に低く、前有利&内有利の状態でした。向正面の入口でグレイトオーサーが掛かり気味に前に行ったのを見て、後続が動きづらくなった点もありますかね。福島での勝利経験も加味しても予想的には△が精一杯でした」

デスク「2・3着も人気薄だったし、というか、人気馬が総崩れだったな」

木谷「今年はメンバーの実績レベルが例年より低く、トップハンデが54キロで5頭横並びでしたからね。2着に入ったパンサラッサは前走の勝ち時計が優秀でしたし、そこで2着に入っていたのが3着ディープキングでした。パンサラッサはスムーズに立ち回ってましたし、後方にいたディープキングも頭数が少なくて馬群がバラけたことで直線捌きやすかったですよね。対照的に人気勢は、グレイトオーサーが前半で消耗していましたし、パラスアテナルリアンは勝負所で外目を進出した分だけ最後甘くなってしまった感があります」

デスク「ところで、今回、木谷に“不的中の因”を述べてもらったのには理由があって、入線順の最後方3頭が、木谷の◎○▲だったんだよな」

木谷「レースが終わって着順を確認したらびっくりですよ。全くカスりもしてないな、と思ってましたが、これほどとは…。オッズを確認していたら、◎コンドゥクシオン(10番人気)と▲コスモインペリウム(9番人気)のワイドが妙に売れていて、怪しいなと思ったんですけど、全くそんなことはなかったですね」

デスク「上位3頭に◎○▲を打つよりも、ある意味で難しいことだと思うが…」

ラジオNIKKEI賞、木谷(編集)の買い目

ラジオNIKKEI賞、木谷(編集)の買い目

筆者:


1989年北海道生まれ。2012年入社。小学生の時に偶然テレビで観た2000年の有馬記念(テイエムオペラオー)がきっかけで競馬にハマり、ダビスタで最強馬を生産する少年時代を過ごす。中学生時代に好きだった馬はデュランダル。大学進学を機に上京し、多摩動物公園に住み始める。府中競馬場が近かったこともあり、GⅠレースなどでは開門ダッシュ勢として奮闘。この頃のあだ名は「カルストンライトオ」だったが、本人的にはショウナンカンプの方が良かったらしい。学生時代は生活費を馬券に注ぎ込んだ挙句、電気・水道・ガスすべてが止まったことがある。大学4年次は就職活動もせずに競馬三昧の生活を送っていたが、読んでいた優馬に偶然載っていた求人広告を見て応募、無事拾われて入社。小中高と野球部に在籍していたが、趣味は将棋・囲碁・麻雀・飲酒で、漫画・アニメ・ゲームが三種の神器というインドア派。某ソシャゲのガチャに課金しすぎてクレジットカードのリボ払いが1年以上終わらなかった実績も。貯金は勿論ゼロ。月末が近づくとクレジットカードの引き落とし額が口座残高を上回るため、馬券購入はいつも背水の陣である。予想スタイルは(以下略)

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平日はトレセンで東奔西走、週末はレース予想&馬券に全力投球。競馬専門紙「優馬」を支えるトラックマン&記者のプロフィールをご紹介します。