コントレイル級の素質はあるのか？ レッドベルオーブに★７つ

無敗の二冠馬と同配合　レッドベルオーブ

9/19(土) 中京3R 2歳未勝利 芝1600m
レッドベルオーブ　牡　馬体重：470kg（-8kg）
★★★★★★★　7点
騎手：福永　厩舎：(栗) 藤原英
生産：ノーザンファーム
馬主：東京ホースレーシング
父ディープインパクト
母レッドファンタジア（Unbridled’s Song）

好スタートから内の逃げ馬を行かせて２番手に収まる。1000ｍ通過が57秒2というハイペースでも少し行きたがるくらいの行きっぷりで、４角手前ではもう先頭に。直線入口で後続を突き放すと３馬身半差の快勝。勝ち時計の1分33秒1はレコ－ドタイムで、同週の古馬３勝クラス（1分32秒8）や古馬２勝クラス（1分33秒3）との比較でも優秀なのは一目瞭然。今後が楽しみになる勝ちっぷりだ。

レッドベルオーブが人気に応え２戦目で勝ち上がり

馬体診断

初戦時からスッキリと仕上がっていたが、そこからマイナス８キロと更に研ぎ澄まされてきた印象。前走よりもややテンションが高く映っただけに、気性面は課題のひとつかも。均整の取れた、バランスの良い好馬体で、やはりディープインパクト産駒、といったところか。マイルが主戦場だが、2000ｍ位まではこなせて良さそうな体型でもある。

血統診断

母レッドファンタジアは未勝利に終わったが、本馬の全兄姉３頭はともに活躍。兄レッドベルジュールはデビューから２連勝でデイリー杯２歳Ｓ勝ち、姉２頭も３勝を挙げて重賞３～５着の実績がある。父、母父の組み合わせはコントレイル（皐月賞・ダービー）、ダノンプラチナ（朝日杯ＦＳ）が出ており、相性の良いカップリング。仕上がり早で切れ味豊かなタイプ。

将来性まとめ→瞬発力に秀でた良質なマイラータイプ。折り合い面さえクリア出来れば中距離戦ににも対応可能か。血統的な爆発力は魅力的。