マイル王候補の馬主はYouTuber　ジャングルキングに★６つ

ムキムキの馬体で勇往邁進　ジャングルキング

11/28(土) 東京5R 2歳新馬 芝1600m
ジャングルキング　牡　馬体重：504kg
★★★★★★　6点
騎手：ルメール　厩舎：(美)  木村
生産：ノーザンファーム
馬主：清家聖仁
父ドゥラメンテ
母シーズオールエルティッシュ（Eltish）

二の脚で先行争いを制してハナへ。道中でスローな流れに落とせたことも大きいが、ラスト３Ｆを11秒5－11秒4－11秒5と、速いラップを刻んで後続を突き放しての快勝だった。３～４角で荒れた内を開けて走っており、額面以上の評価・価値がある。これからの伸びしろも大きそうだ。ちなみに馬主の清家聖仁氏は“馬主YouTuber”としても活動。その発信力も本馬の活躍を後押しすることになるか。

ジャングルキングが単勝1.8倍の支持に応えデビュー勝ち

馬体診断

500キロを超す大型馬で、仕上がり自体はまずまずの及第点といった印象。胸前・トモのボリューム感は上々で、騎乗したルメールＪも「ムキムキ」と評価していたが、全体的にまだ緩さはあった。パドックでも落ち着いて周回できており、今後は逃げなくても競馬はできそう。重心の低い歩き姿で、フットワークもパワフル。ベストはマイル戦といったタイプだが、力の要る条件も合っていそう。

血統診断

母シーズオールエルティッシュはアメリカで走り、ダートのＧII勝ちがある。兄姉馬はコンスタントに活躍する傾向にあるが、半兄アントリューズ（現３勝クラス）はシンザン記念で１番人気に推された素質馬。マイル前後が主戦場で、決め手に優れたタイプ。本馬は父ドゥラメンテで、そこにパワーも加わってきた印象がある。

将来性まとめ→主戦場はやはりマイル戦。瞬発力も兼ね揃えているが、馬格があってパワフルな走り。直線に急坂があるコースでも遺憾なく力を発揮できる。