武豊×ヤマニンの新名物コンビ!? ヤマニンルリュールに★6つ

優馬2歳馬チェック

大外突き抜けレコードデビュー ヤマニンルリュール

12/6(日) 中京5R 2歳新馬 芝1400m
ヤマニンルリュール 牝 馬体重:462kg
★★★★★★ 6点
騎手:武豊 厩舎:(栗)木原
生産:錦岡牧場
馬主:土井肇
父ヴィクトワールピサ
母ヤマニンプチフール(フレンチデピュティ)

出遅れて後方から。1000m通過が57秒4と速い流れだったこともあり、馬群は縦長。ジリジリと前との差を詰めていき、4角で少し膨れながらも直線一気の末脚であっという間に突き抜けてデビューV。時計の出る馬場でもレコード勝ちは立派。初戦からこのパフォーマンスは評価できるだろう。「武豊&ヤマニン」のタッグは最近だとヤマニンアンプリメ(JBCレディスクラシック)だが、古くはヤマニンパラダイス、ヤマニングローバルなど懐かしい名前も。新たな名物コンビとして期待したい。

馬体診断

2人引きで歩いたパドックだが、ややテンションが高く気負うような様子。実戦で出遅れたことからも気性面は1つの課題。馬体重は460キロ台で標準的なサイズ。それでもボリューム感があって仕上がり自体も良好。力強い脚捌きで渋った馬場も合いそう。ただ、距離はマイル以下が理想か。

血統診断

母ヤマニンプチフールはダート1000mで未勝利勝ち。本馬の半姉ヤマニンプチガトーは芝1200mで5勝をマーク。全体的に短距離志向が強い。母母父がDanzig、母父がフレンチデピュティ、父がヴィクトワールピサという血統構成からはダート適性も秘めていそう。切れ味を見せた初戦だが、本質的には力の要る馬場が合うタイプで、洋芝のスプリント戦もイメージにピッタリ。

将来性まとめ→スタートなどに課題は残るが、能力は高い。距離延長は現状だと微妙で、1200m~1400m向き。ダート適性も秘めており、可能性は広い。

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