データが導いた桜の女王候補は、3戦3勝馬ではなくアノ馬

重賞データ攻略

ニュージーランドT

 2~3歳のマイル路線は朝日杯FSが昨年から中山→阪神へと変更されたのが大きな変化。2歳重賞の見直しなども行われた結果、よりマイル路線とクラシック路線の差別化が図られたとも考えられる。そのさきがけと言えるかは微妙だが、ファルコンSは3年前から中京芝1400mに条件が変更。そして昨年の1、3着馬はファルコンSからの臨戦馬だった。それ以外にも要因はあるだろうが、ニュージーランドTの傾向も変わってきたのだろう。2012年を境にして前後3年間の1~3着馬には以下のような変化が認められた。

2009~2011年
1~3着馬9頭中5頭が前走1800m(スプリングSか弥生賞)

2012~2014年
1~3着馬9頭中8頭が前走1600m以下

 特にここ2年は1~3着馬の6頭中5頭が朝日杯FS・アーリントンC・ファルコンSのどれかを経由してきた馬。

 また、先週のダービー卿CTは1着馬から順に4角通過順は13、8、13番手。見ての通り、今の中山1600mは差し・追込みの台頭が目立っている。上記の路線を使っていた馬で、差し・追込みタイプの馬を中心に考えたい。

結論

アルマワイオリ
ヤングマンパワー
ネオルミエール
ヤマカツエース