【葵ステークス・データ予想】今年も波乱は必至!?劇走穴馬を探せ!
【葵S】過去10年のデータから導かれた1頭とは!?
葵ステークスは、2018年に重賞に格上げされてからの前3年で馬連平均配当が6000円台と一筋縄ではいかないレース。過去10年でみても、二桁人気馬もよく馬券に絡んでいるように非常に波乱度の高いレースといえる。過去10年の勝ち馬の中にはロードカナロア、ナックビーナスなど、その後の古馬スプリント路線でも活躍した馬を輩出している。ここでは過去10年のデータから馬券のキーポイントとなる馬を探っていく。
○性別、所属別成績
・牡馬、セン馬 〔4.4.7.66〕
・牝馬 〔6.7.2.51〕
・関東馬 〔1.1.4.35〕
・関西馬 〔9.10. 5.81〕
性別では牝馬が6勝と優勢、連対率も20%と牡馬に比べて高い好走率を誇る。関西圏ということもあり関西馬が9勝と圧倒的に有利な傾向。軸馬は関西所属の牝馬に絞る!
○キャリア別成績
・3戦 〔0.0.0.6〕
・4戦 〔2.0.0.12〕
・5戦 〔2.1.2.16〕
・6戦 〔3.3.1.15〕
・7戦 〔1.3.3.27〕
・8戦 〔1.2.1.14〕
・9戦 〔1.2.1.18〕
キャリア6戦馬が3勝、次いでキャリア4、5戦馬が2勝。連対率と複勝率はキャリア6戦馬がトップ!中心はキャリア6戦馬からピックアップしたい。
○前走距離別成績
・前走1000m組 〔0.0.0.1〕
・前走1200m組 〔3.3.1.33〕
・前走1400m組 〔6.6.6.66〕
・前走1600m組 〔1.2.2.17〕
前走1400m組の活躍が目立つが、前走芝1400mのオープンで3~5着に敗れた馬に限ると〔3.4.1.13〕とここでの巻き返しが多数。
〇結論
この全ての項目に該当するのが、サルビア(牝3 栗東 鈴木孝厩舎)
ここまでキャリア6戦で、新馬戦では後のGI馬グレナディアガーズを撃破し、続く1勝クラスも勝ち2連勝。 素質を高く評価されていたが、折り合い面の課題もあり、重賞戦線では思ったほど結果が出なかった。しかし、前走ファルコンSで僅差の4着と復調気配が窺えたように重賞でも通用する能力は十分。 距離実績がないに越したことはないが、ここが初の1200m挑戦の馬でも過去10年で2勝2着1回の好走例があり問題はない。レースぶりからもスピードに長けたタイプでむしろ1200mで真価を発揮する可能性は十分にありそうだ。
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