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重賞データ攻略
ホープフルS有馬記念阪神カップ

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ホープフルS

 昨年からラジオNIKKEI杯2歳Sを中山に移し、GIIへと昇格させる形となったのがこのホープフルS。従ってこれまでとはコースが違うし、以前まで中山で行われていたOP特別のホープフルSとも違う、ほぼ新しいレースとして生まれ変わったわけである。

 今年の2歳リーデングサイヤーはダイワメジャー。その原動力となったのが1600m以下での圧倒的な勝ち星。

種牡馬別成績(芝1600m以下の2歳戦)
ダイワメジャー〔28.27.35.108〕連対率 27.8%
ディープインパクト〔16.18.13.35〕連対率 41.5%
キンシャサノキセキ〔15.16.9.121〕連対率 19.3%
キングカメハメハ〔14.15.5.65〕連対率 29.3%
アドマイヤムーン〔9.7.6.63〕連対率 18.8%
~~~~~~~~
マツリダゴッホ 〔7.6.10.51〕連対率 17.6%

 これが芝1800m以上になると以下のように変わる。

種牡馬別成績(芝1800m以上の2歳戦)
ディープインパクト〔21.20.10.41〕連対率 44.6%
キングカメハメハ〔12.4.8.39〕連対率 25.4%
ステイゴールド〔10.4.7.53〕連対率 18.9%
ハーツクライ〔9.6.5.35〕連対率 27.3%
ハービンジャー〔8.8.12.71〕連対率 16.2%
ネオユニヴァース〔8.2.6.32〕連対率 20.8%
~~~~~~~~
ダイワメジャー〔5.6.7.42〕連対率 18.3%

 ちなみにロードクエストの父マツリダゴッホは産駒全体の芝1800m以上の成績が〔9.12.14.187〕で連対率は9.5%。芝2000mに限ると〔1.2.2.61〕で連対率は4.5%である。有馬記念を勝った父とは違い、産駒はやや短距離志向。

 特に目新しいものではないが、距離が延びるとやはりディープインパクトやキングカメハメハ産駒が相対的に順位を上げてくる。一方、2歳リーディングのダイワメジャーは距離が延びると成績が落ちる。

 レースの特徴として、昨年のホープフルSとそれ以前9回分のラジオNIKKEI杯2歳Sを併せて考えると、

  • 前走3着以内(1~3着馬30頭中26頭が該当)
  • 前走3番人気以内(1~3着馬30頭中26頭が該当)
  • 前走1800m以上(1~3着馬30頭中25頭が該当)

 以上の条件をクリアした馬で、芝1800m以上の2歳戦に強い種牡馬の産駒から、ディープインパクト産駒のハートレーディーマジェスティ、キングカメハメハ産駒のバティスティーニ、ハーツクライ産駒のアドマイヤエイカンをピックアップ。

 アドマイヤエイカン以外の3頭は芝2000m戦に勝ち鞍があるのが強味。一方のアドマイヤエイカンは札幌2歳Sの勝ち馬。札幌2歳Sの勝ち馬が年末の旧ラジオNIKKEI杯2歳Sに出走してきた場合、〔1.2.2.1〕という成績。世代上位の力があることには疑いようがない。

結論

ハートレー
ディーマジェスティ
バティスティーニ
アドマイヤエイカン

ハートレー

2000mの新馬戦を制したディープ産駒のハートレー(撮影:日刊ゲンダイ)

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