【宝塚記念・GIデータ攻略】データから導かれた一発を秘める穴馬とは!?
牝馬隆盛の時代を表したように、上位人気3頭を牝馬が占める「上半期グランプリ GI宝塚記念」 なかでも注目は、春秋グランプリ3連勝中で、今回“史上初の牝馬による宝塚記念連覇”がかかるクロノジェネシス。 その現役トップクラスの女傑に対して、強豪を撃破しデビューから無傷の6連勝でGI大阪杯を制したレイパパレがどう立ち向かうのか!? これが今年の大きな注目点のひとつであることは間違いないだろう。
ここでは、前10年の宝塚記念の連対馬の傾向をもとに今年の馬券のキーポイントとなる馬を探っていく。
1.前走成績
・連対馬20頭中18頭が前走で7着以内の成績をあげていた。
※うち前走で3着以内だったのは10頭。
脱落 … シロニイ、ミスマンマミーア、メロディーレーン
残り10頭
2.重賞実績
・連対馬20頭全ての馬が芝2000m以上の重賞を勝っていた。
※うち芝2200mの重賞を勝っていたのは11頭。
脱落 … アドマイヤアルバ、カレンブーケドール、ワイプティアーズ
残り7頭
3.GI実績
・連対馬20頭中18頭が芝のGI戦で4着以内の実績があった。
※うち芝のGI戦で連対していたのは15頭。
脱落 … ユニコーンライオン
残り6頭
4.連対率
・連対馬20頭中18頭がここまでに4割以上の連対率を残していた。
脱落 … カデナ、キセキ
残り4頭
1~4をクリアしたのは、
・アリストテレス
・クロノジェネシス
・モズベッロ
・レイパパレ の4頭。
ここで前10年の4、5歳馬の成績を比べてみると
・4歳馬 【3.1.6.34】
・5歳馬 【6.5.4.36】
と勝利数、連対数、勝率、連対率の全てにおいて5歳馬がリードしている。
4歳馬アリストテレス、レイパパレには厳しいデータか。
残ったのは5歳馬の2頭だが、連対馬20頭中14頭は前走から継続騎乗。今回、乗り替わりになるクロノジェネシスは割り引きが必要。
対してモズベッロと池添騎手のコンビは5戦3連対と好相性。また同騎手はドリームレース(宝塚&有馬記念)で歴代最多の7勝をあげている点にも注目しておきたい。
また大阪杯がGⅠに昇格後の前4年で、そこからの直行組が3連対と好成績。ここはモズベッロの逆転に期待したい。
前田(競友)
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