オーバー★６続出、今年は牡馬がハイレベル？　6月26-27日の★評価一覧

先週の新馬・未勝利勝ち（6点以上）

6/27(日) 阪神５R 2歳新馬 芝1800m
レッドベルアーム　牡　馬体重：508kg
★★★★★★★　７点
騎手：福永祐一　　厩舎：(栗)藤原英
生産：ノーザンファーム
馬主：東京ホースレーシング
父：ハーツクライ
母：レッドファンタジア（Unbridled’s Song）
レッドベルアームの詳細記事

6/26(土) 札幌５R 2歳新馬 芝1200m
キングエルメス　牡　馬体重：480kg
★★★★★★　６点
騎手：坂井瑠星　　厩舎：(栗)矢作
生産：木村秀則氏
馬主：広尾レース
父：ロードカナロア
母：ステラリード（スペシャルウィーク）
　粒揃いのメンバー構成だったが、スピードの乗り、レースセンスは抜群。血統背景からもここでは完成度が違った。母ステラリードは新馬戦～函館２歳Ｓを連勝した実績馬。現３歳の半兄カイザーノヴァも新馬勝ち後に函館２歳Ｓで５着。また現４歳の半姉パラスアテナは紫苑Ｓ２着～秋華賞４着。早い時期からも走れる血統で、ここを勝って順調にいけば今年の函館２歳Ｓの筆頭株といっていいだろう。

6/26(土) 東京５R 2歳新馬 芝1800m
ジオグリフ　牡　馬体重：490kg
★★★★★★　６点
騎手：C.ルメール　　厩舎：(美)木村
生産：ノーザンファーム
馬主：サンデーレーシング
父：ドレフォン
母：アロマティコ（キングカメハメハ）
　母はＧＩでも好走実績あるアロマティコ。本馬は筋肉質でパワータイプを感じさせる馬体だが、追って伸びやかさと柔らかみのあるフットワーク。道中は促していくようなシーンもあり、若干エンジンのかかりが遅くモタつき気味ではあったが、追って味のあるタイプ。メンバー中最速の33秒３の末脚を使い、豪快に差し切ってみせた。勝負所の反応の鈍さなどまだ修正点はあり、次走以降レースぶりに上積みを見込めそうだ。

6/27(日) 東京５R 2歳新馬 芝1600m
アバンチュリエ　牡　馬体重：460kg
★★★★★★　６点
騎手：柴田善臣　　厩舎：(美)手塚 ※一時転厩
生産：ノーザンファーム
馬主：DMMドリームクラブ
父：モーリス
母：パンデイア（ディープインパクト）
　柴田善騎手が追い切りの時から好感触を掴んでいた馬で、その期待通りにデビュー戦を快勝。戦前から前向きすぎる所があるとのことだったが、レースではシッカリと折り合いがついていた。ラストはメンバー中、唯一の33秒台の末脚を繰り出し、差し切る好内容。それでも最後の直線で内にモタれて走っていたように、まだ緩さはあるように映った。それでも現段階を思えば鞍上も納得の走りで、素質は高く次走以降も注目したい。距離は現状マイルまでが理想的。

直線一気の脚で突き抜けたアバンチュリエ。

6/27(日) 東京６R 2歳新馬 ダート1400m
コンバスチョン　牡　馬体重：484kg
★★★★★★　６点
騎手：三浦皇成　　厩舎：(美)伊藤圭
生産：ダーレー・ジャパン・ファーム
馬主：ゴドルフィン
父：ディスクリートキャット
母：スモーダリング（パイロ）
　調教では３歳の格上馬を圧倒していたように搭載しているエンジンは相当のもの。パドックでは馬っ気を出すなどまだ幼さはあるものの、レースぶりは落ち着いており好位の外目でジックリと構え、あとは追い出しを待つだけ。直線は持ったままの抜群の手応えで抜け出して後続を圧倒した。上がりもメンバー最速と脚力は十分。父が無傷の６連勝で米ダートＧＩを制したディスクリートキャット。母が東京ダートで３勝を挙げたように、血統から今後もダート戦線での活躍を大いに期待できる。

直線は持ったままで４馬身差をつけ、楽勝したコンバスチョン。

先週の新馬・未勝利勝ち（5点以下）

6/26(土) 阪神１R ２歳未勝利 芝1600ｍ
スタニングローズ　牝
★★★★★　５点

祖母が重賞２勝を挙げたローズバド。いわゆる“バラ一族”の系統を受け継ぐ同馬。好位から楽な手応えで直線を向くと、メンバー最速の脚で突き抜けた。この時期の牝馬にしては骨格・バランスの良い馬で素質は十分秘める。２戦目でキッチリ勝ち上がったように、次が楽しみだ。

6/26(土) 東京１R ２歳未勝利 芝1600ｍ
フェスティヴボス　牡
★★★★　４点

6/26(土) 札幌１R ２歳未勝利 芝1200ｍ
リトス　牝
★★★★　４点

6/26(土) 阪神５R ２歳新馬 芝1400ｍ
タガノフィナーレ　牝
★★★★　４点

6/27(日) 札幌５R ２歳新馬 芝1200ｍ
ラブリイユアアイズ　牝
★★★★　４点