【新潟記念】買っておくべき伏兵２頭は「馬鹿にされたかのようなハンデ」

新潟記念：とっておき穴馬

理詰めの穴予想　前田ＴＭ（競友）

ラインベック

「２歳時から重賞やオープンで素質の高さを見せていた馬だが、当時はスタミナを前面に押し出してバテない強みを生かす形の競馬。スピードを問われるようになってから壁に当たり、それを補うべくダートに転じて３歳のシーズンを終えたが、そこからの半年の休養で馬体が成長し、調教で障害練習を取り入れるなどして走りのバランスも良くなった印象を受ける。実際に、前走は今までのイメージを覆す内容で、いくら楽に行けたからと言って、上がりを３３秒０でまとめられるスピードはそれまでなかった馬だ。元よりスタミナの要求される新潟外回りで、何やかんやで内の馬が残る馬場。主張すればハナへ行けるメンバーで、２歳時の実績を考えると馬鹿にされたかのような５４キロなら、残り目があっていい」

２歳時は中京２歳S勝ちのほか、東スポ杯やホープフルＳでも好走したラインベック

若手ナンバーワンの穴ハンター　馬場ＴＭ

パルティアーモ

「使っては休みの繰り返しだったこともあって出世こそ遅れたが、オープン昇格初戦の前走でいきなり２着と、能力を十分に示した馬。今回もまた、以来の４ヶ月ぶりとなるが、帰厩後も順調でいつも通りの好仕上り。新潟２０００ｍは過去２戦２勝とベストの舞台であり、しかも５２キロの軽ハンデ。そこまでの難敵も不在と思える今年のメンバーなら、重賞でも足りていいはずだ」