【府中牝馬Ｓ】なんと連対率100％！ 信頼度バツグンの軸に推したい１頭から勝負！

～過去10年の府中牝馬Ｓのデータ分析～

◇年齢別成績
・４歳　　〔６.５.４.43〕　連対率19％　複勝率26％
・５歳　　〔４.４.３.46〕　連対率14％　複勝率19％

今年の出走馬は全てが４，５歳馬というメンバー構成。比較すると、４歳馬がいくらか優勢。

★４歳馬の中でも最も注目すべきは、「前年・秋華賞の連対馬」。これに該当する馬の成績は、過去10年で〔２.４.０.１〕と好成績を収めている。唯一、馬券圏内を外したのは2011年のアパパネだが、これについては牝馬にしては酷量とも思える斤量57キロを背負っていたこともあり、参考外ともとれる。54～56キロで臨める馬なら〔２.４.０.０〕なのだから、今年の該当馬マジックキャッスル【４歳、秋華賞２着、54キロ】の信頼度はかなり高いといえるだろう。

◎マジックキャッスル（美浦：国枝栄厩舎）

マジックキャッスルが東京1800ｍで本領発揮！

　前走のクイーンＳは、初の1800ｍで脚の使い所も難しかったせいか、先に抜け出したところを勝ち馬に差されてしまった。本質的には小回りよりも広いコース向きのタイプ。距離２度目で東京の1800ｍに替われば、更に走れていいはず。牝馬同士なら今回も好勝負を期待できそうだ。

気になる穴馬候補は…

◇前走クラス別成績
・Ｇ１　　〔０.２.２.16〕
・Ｇ２　　〔１.０.１.10〕
・Ｇ３　　〔５.７.６.52〕
・ＯＰ　　〔３.１.０.６〕
・条件戦　〔１.０.１.22〕

　注目したのは、前走オープン組。なかでも前走・小倉日経オープンで馬券に絡んでいると〔２.０.０.０〕と好成績。昨年の優勝馬サラキアも小倉日経オープンからここを勝っており、穴に警戒したい組だ。今年は、ミスニューヨーク（栗東：杉山晴厩舎）が前走・小倉日経オープン３着から参戦する。

ミスニューヨークは秋華賞５着の実績あり、末脚がハマれば食い込む余地は十分

東京コースは初めてになるが、末脚が持ち味の馬で初コースでもハマる可能性は十分に秘めている。ここでは人気もなさそうで、穴候補に押えておきたい一頭だ。