ソダシよりも軸にオススメしたい“連対率100％”のデータがあと押しする１頭とは！？【秋華賞】

★桜花賞馬よりもオークス馬

　今年は６年ぶりに桜花賞馬とオークス馬が激突。そこでまずはその取捨を考えていきたい。過去10年の桜花賞馬、オークス馬の秋華賞での成績は以下の通り。

・桜花賞馬　〔３.０.０.４〕
・オークス馬〔５.１.０.１〕

　桜花賞馬は３勝を挙げているが、これはジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトの３頭によるもの。いずれもここで牝馬三冠を達成していた。オークスに出走し、敗れていた馬は７、17、14着と苦戦傾向。今回人気を集めそうなソダシだが、過信は禁物か？

　その一方で、安定感抜群なのがオークス馬。特に３番人気以内で戴冠していた馬に限れば〔４.１.０.０〕で連対率は100％となる。今年、この条件を満たすのがユーバーレーベン。オークスからのぶっつけ本番のローテとなったが、近３年の勝ち馬は全てこのパターンに当てはまる。馬券の軸はこちらか。

オークスでは力強い伸び脚を見せ、女王の座に輝いたユーバーレーベン

★傾向が変化？相手は近年好調のステップから

　続いて相手探し。有力ステップに注目すると、紫苑Ｓが重賞に昇格してからの近５年は、ローズＳ組が〔０.１.４.26〕なのに対して、紫苑Ｓ組が〔２.３.０.20〕と優勢。特にそこで３番人気以内かつ３着以内、キャリア６戦以上の馬は〔２.１.０.０〕と好戦必至。狙いはファインルージュ。

ファインルージュは紫苑Ｓを完勝し、距離不安を克服した。

★ステップレース以外なら？

　ステップレース以外を狙うなら条件戦を１番人気で勝ってきた馬が狙い目。その中でもキャリア４～６戦の馬は過去10年で〔０.２.０.１〕。ここではアナザーリリックを穴に推したい。

アナザーリリックは古馬を一蹴した脚力で一発を狙う