武豊×ウォーターナビレラよりも軸に推したい一頭とは【阪神ジュベナイルＦ】

～過去10年の阪神ジュベナイルＦの傾向～

◇キャリア別成績
・１戦　　〔１.０.１.12〕
・２戦　　〔５.４.５.32〕
・３戦　　〔４.３.４.51〕
・４戦　　〔０.３.０.30〕
・５戦以上〔０.０.０.23〕
キャリア２戦の馬が勝率10.9％、連対率19.6％、複勝率30.4％と好走率が高い。

◇前走クラス別成績
・新馬戦　　〔１.０.１.12〕
・未勝利　　〔０.０.０.10〕
・１勝クラス〔１.４.２.42〕
・重賞　　　〔７.５.６.73〕
基本的に新馬、未勝利からの臨戦馬は割引き。重賞組が中心となりそう。

◇前走着順別成績
・１着　　〔８.８.５.70〕
・２着　　〔２.１.３.18〕
・３着　　〔０.０.１.７〕
・４着以下〔０.１.１.53〕
キャリアの浅い２歳馬だけに前走１着馬が大半を占めている。次に前走２着で本番で好走した６頭の共通点は重賞で２着に敗れていたこと。

◇前走１着馬の着差別成績
・0.6～0.9秒差　〔０.０.０.１〕
・0.3～0.5秒差　〔３.２.１.10〕
・0.1～0.2秒差　〔４.５.２.31〕
・タイム差なし　〔１.１.２.38〕
前走勝ち馬の後続との着差は0.3～0.5秒が最も好走率が高い。余力のある勝ちっぷりをＧＩでは評価したい。

４項目のうち全てクリアする該当馬はいなかったものの、唯一４項目中３つをクリアするナミュール（栗東：高野厩舎）を中心に推したい。

無傷の３連勝でＧＩ初制覇を狙うナミュール

新馬戦では破格のラスト２Ｆ10秒台をマーク。前走重賞には出走していなかった本馬だが、赤松賞の勝ち時計・上がり３Ｆは共に歴代最速の好タイム。Ｃコース替りの１週目とはいえ、アルテミスＳを上回る勝ち時計を素直に評価する。母は阪神ＪＦ２番人気に推されるも８着と敗れてしまったが、その仔がリベンジを果たす可能性は十分高い。（優馬データ班）