【根岸Ｓ】３年連続連対中！「近年のトレンド」から軸にピッタリな馬とは

～過去10年の根岸Ｓから傾向分析～

一昨年の勝ち馬モズアスコットは次走でＧ１フェブラリーＳを制覇、昨年２着のワンダーリーデルも３着に好走してみせた。砂の頂上決戦を占う意味でも重要な一戦。ここでは過去に連対した馬の共通点を探っていきたい。

○連対馬の共通点（過去10年）
・重賞、ＯＰ特別で勝ち鞍あり（20頭中18頭）
・ダート1400ｍで１着歴あり（20頭中17頭）
・前走中央ダートで４着以内（20頭中16頭）
・前走から中６週以上（20頭中15頭）

Ｇ１を狙う強豪が集まる一戦だけあって、それ相応の実績は不可欠。加えて距離適性を示していることもカギとなりそうだ。さらに、近走好調かつ無理のないローテーションで来ていることもポイントになる。全ての条件をクリアする馬の中から、３年連続で連対中のカペラＳ組でもあるオメガレインボー（栗東：安田翔厩舎）に注目する。

末脚堅実オメガレインボー重賞初制覇へ期待は膨らむ！

根岸Ｓは過去10年で、逃げ馬が一頭も馬券に絡んでいない決め手重視のレース。それだけに本馬の決め手の鋭さは大きな武器となりそう。近３走をみても異なる競馬場・距離の重賞で２,３,３着と堅実な走りは、地力強化の証明といえる。そして試行錯誤を経て、この馬を本格化させた横山和生騎手に手綱が戻るのも好材料。今年はこの馬を軸に狙ってみたい。（優馬データ班）