中山記念の「わかりやすい」激穴馬×2 パンサラッサの逃げが生む“展開利”とは?
中山記念:とっておき穴馬
二代目・穴の料理人 編集・大木(競友)
ウインイクシード
「例年開幕週のAコースで前残りの傾向が強いレースだが、今年はパンサラッサが単騎で逃げる展開となり、それをコントラチェック、トーラスジェミニが追いかけるとなるとペースは厳しくなりそうで、好位差し組が狙い目と判断。注目は、昨年の3着馬でもあるウインイクシード。中山芝1800~2000mは11戦し【1・4・3・3】で、掲示板を外したのは前走の中山金杯6着(コンマ5秒差)のみ。その中山金杯は外枠から先行した分一息も、2着馬とはコンマ1秒差のところまで詰め寄っており、明け8歳になるが衰えは全く感じない。戦績からも中山巧者ぶりは明らかで、前走よりも枠に恵まれたここなら上位争い可能。前走に引続き鞍上に松岡正海騎手を迎え、18、19年と連覇したウインブライト以来の中山記念制覇に期待が膨らむ」
オススメ穴のまさファイル 久光TM
ワールドリバイバル
「個人的には中山の内回り1800mは地力以上に適性や展開が結果に直結する傾向が強いと思っている。古くはバランスオブゲーム、ローエングリン、最近ではウインブライトなどリピーターの活躍が顕著なのは如何にこの舞台が特異なのかを示す事例の一つと言えよう。もちろん、それらの馬もかなりの実力馬であり地力の要素も関係していると思うが、今年の場合はその“実力”のファクターに確実性を備えた馬はいないと思っている。となれば考える第一は“展開”だが、今年の場合はかなり分かりやすい。パンサラッサ、コントラチェックといった主導権を取りたい馬がいて、この2頭から少し離れた所から馬群が固まる公算が高い。ならば恵まれるのは3、4番手の馬になるだろう。そのスイートスポットに収まりそうなのは、ウインイクシードかワールドリバイバルと予想したが、ならばより人気のないワールドリバイバルの方を狙うのが私の性だ。もちろん好走したラジオNIKKEI賞の相手関係を思えばここで通用しても驚けない力は持った馬。セントライト記念は外回りの決め手比べ、菊花賞は流石に距離が長すぎただけ。条件大好転で一撃に期待してみる」
宮崎(競友)
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