【中山記念】調教を見抜くスペシャリストが厳選する注目馬を一挙紹介!

調教班レポート
中山記念

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

関東圏の重賞ではあるのだが、さすがに今週の中山記念に出走してくる関西馬は強い。特に明け4歳牡馬のアドマイヤハダルダノンザキッドの2頭のレース振りには注目が必要だろう。間違いなく近々ビッグレースへと駒を進めてくる素質馬達だ。とはいえ、いつも強い馬が勝つとは限らないのが競馬。勝つ馬を当てなくとも的中する馬券の種類だってある。そんな穴党のヒントになるよう、ここでは中山記念に出走する魅惑の関東馬達を直前の動きに軽く触れながら紹介したいと思う。

まず1番手となるとカラテ(美浦:高橋祥厩舎)。中2週での出走のため、さすがに今回の最終追い切りは馬の気分に任すような内容だったが、それでもキビキビとした動きで素軽さ満点。引き続き好調キープとみて良さそうだ。今なら1Fの距離延長が応えるとも思えないだけに、動くタイミング次第で十分にチャンスのある一頭と言えよう。

カラテ

冬場は体調のいいカラテ。師の花道を飾る準備は整った!

続いて2番手にはコントラチェック(美浦:藤沢和厩舎)を。折り合いに難があるだけに成績にムラはあるが、スンナリなら侮れない実力の持ち主。芝で追い切った直前も回転力抜群の脚捌きで文句なし。久々とは思えないレベルに仕上がっている。

3番手となると昨年の同レースの3着馬ウインイクシード(美浦:鈴木伸厩舎)だろう。この中間は併せ馬での遅れが目立つが、全て意図的なものだけに問題なし。むしろ直前もシッカリと僚馬の後ろで我慢が利いており、折り合い面に不安は皆無。これなら今年は昨年の雪辱を果たせるかもしれない。

ウインイクシード

中山コースでは非常に安定しているウインイクシードが8歳にして重賞タイトルを掴むか

他ではヒュミドールの気配の良さも目につく。比較的テンションの高い馬だが、この中間は良い意味で落ち着きがあり、身のこなしも珍しく柔らかい。その甲斐あってバリバリと攻められており、ほぼ万全と言える仕上がりではないだろうか。素質確かも長久明けのガロアクリークは、ここ2週で何とか間に合ったというのが正直なところか。勢いがつくと、さすがのスピード感も反応の鈍さは若干の気がかり。さぁ今年はどうなる中山記念。あわよくば、お財布がパンパンになるような素敵なヒーローが誕生することを期待して、今週も競馬を楽しんでいきましょう。(美浦調教班:前田智基TⅯ)

 

筆者:


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