オーシャンSで「消してはいけない」2頭 “バキバキ調教”で今回のデキは◎

とっておき〇〇馬
オーシャンS

オーシャンS:とっておき穴馬

理詰めの穴予想 前田TM(競友)

ファストフォース

「完全に外差し傾向の馬場だった中で、荒れた内を通りながら粘りに粘った2走前の3着を、まずは評価したい。加えて4走前の北九州記念も、外からヨカヨカに被される形でプレッシャーを受けながら抵抗して2着に粘ったもので、この距離で示す能力は相当なレベルだ。今回の中山ではスプリンターズSで崩れてしまったが、当時は調教も緩めで状態が本物ではなく、テンに行けずにもまれて戦意を喪失した参考外の一戦。バキバキに追われて臨む今回は力を発揮できるデキと見て良く、少々強引でも前で運べば今の中山の馬場なら押し切れるはずだ」

ファストフォース

昨年のスプリンターズSでは15着に敗れたファストフォースだが、今回はデキが違う

優馬の総監督 佐藤直TM

ビオグラフィー

「この時期の競馬で特に重視したいのは目下の状態。一時の不振から脱却した前走の勝利から、状態がいいのは確かだろう。ここは稍重だった前走から良馬場に替わる点が鍵となるが、先週の中山は例年と比べて少し時計がかかっていたことを考えると、十分に対応できそうだ。好メンバーが揃っていた5走前の京王杯スプリングCで、果敢に逃げてラウダシオンにコンマ3秒差5着と、重賞でも通用するだけの能力は示している馬であり、前走のようにハナにこだわらずに競馬ができるのであれば、食い込みがあっても不思議はない」