中山牝馬Sで「買い」の激穴2頭 ハイペースで“得”する馬は人気勢のみならず

とっておき〇〇馬
中山牝馬S

中山牝馬S:とっておき穴馬

オススメ穴のまさファイル 久光TM

スライリー

「オルフェーヴル産駒らしい難しい気性で大敗も多いが、自身の型にハマった際には素晴らしい決め手を発揮できる馬。前半62秒3、後半58秒7の前走などはこの馬にとっては苦行でしかなく、当然ながら不発に終わってしまった。差し比べとなった秋華賞で掲示板を確保しているように地力は確かであり、要はイーブンペース以上に展開が流れるのが条件。今回は行ってこそのローザノワールに積極的なスマイルカナ、最近逃げ脚が一息なロザムールはブリンカーを着けてきており、スローはさすがに考えにくい組み合わせ。前走と同じ牝馬限定のハンデGIIIだけに1キロの増量は若干不満だが、今回の組み合わせなら見限ることは出来ない」

スライリー

昨年のフローラS2着以来馬券圏外が続くスライリーだが、ここは要警戒

美浦の長距離ヒッター 坂倉TM

ゴルトベルク

「この中山1800mでは、条件戦で3着、1着と好走しているが、オープン昇級戦の前走では9着と崩れてしまった。ただ、当時は内を回った馬が掲示板を占めたように、トラックバイアスが完全に内有利だった状況であり、それでいて3着馬とはコンマ3秒差なら、けっして悪い内容ではなかった。今回は、逃げ馬が揃って展開のアシストや、53キロの恵まれたハンデと、条件が噛み合っているだけに、重賞でも十分足りていいのではないだろうか」