【アンタレスS】昨年も激走馬を輩出した「驚異的ステップレース」とは!?

重賞データ攻略
アンタレスS

~過去10年のアンタレスSの傾向分析~

昨年はテーオーケインズがここで重賞初制覇を決めると帝王賞、チャンピオンズC制覇と一気にダート界の頂点へと登り詰めた。今年もここをステップに新たなダート界の新星が誕生するか注目が集まる。

◇主なステップ別成績
・名古屋大賞典〔4.3.1.7〕
・仁川S   〔2.0.0.6〕
・名古屋城S 〔1.0.0.1〕
・マーチS  〔0.3.4.53〕
・東海S   〔0.0.3.4〕
注目はやはり名古屋大賞典組。この組は4~6歳馬で前走「4番人気以内・4着以内」という条件を満たすと〔4.3.1.2〕と好走率が格段にアップする。

ケイアイパープル

昨年暮れから地方交流重賞で好走を続け、充実著しいケイアイパープル

今年はケイアイパープル(栗東:村山厩舎)が上記データに当てはまる。昨年暮れの名古屋グランプリ2着、年明け緒戦の佐賀記念を完勝、前走の名古屋大賞典はゴール前勝つかに思われたところをクリンチャーの強襲に遭い、惜しくも2着。近走の充実ぶりから、ダート中長距離の重賞戦線で上位を争える力を付けてきた事は明らか。昨年のアンタレスSは14着に敗れたが、今年こそは上位争いに食い込んでもおかしくない。(優馬データ班)