【エプソムＣ】相性バツグンの「４歳馬」データから注目すべき２頭とは

～過去10年のエプソムカップの傾向分析～

年齢別成績を見ると、４歳馬が好成績を収めており、複勝回収率も197％をマークする。過去10年で馬券に絡まなかった年は１年のみで、今年も４歳馬を中心に考えていきたい。

◇年齢別成績（過去10年）
・４歳馬　〔６.６.４.19〕連対率34％
・５歳馬　〔３.１.１.41〕連対率９％
・６歳馬　〔１.３.３.27〕連対率12％
・７歳以上〔０.０.２.45〕連対率０％

その４歳馬の中でも、前走が重賞・オープン特別で５番人気以内なら〔６.５.１.７〕と好走率は高くなる。さらに、近２走以内に勝ち鞍があり、前走から斤量増がない馬に限れば〔４.１.０.１〕勝率66.7％となる。該当馬はタイムトゥヘヴン（美浦：戸田厩舎）。中山コースでの好走が多いが、昨年10月の富士Ｓではダーリントンホール、ザダルに先着しており、人気ほどの力差はない。

決め手鋭いタイムトゥヘヴンが1800ｍでも好走狙う

そして、前走を勝利して臨むディープインパクト産駒にも注意が必要。昇級組も含め〔１.１.３.０〕と複勝率100％で、見逃すことのできない存在。これらに該当するディープインパクト産駒の４歳馬ヤマニンサンパ（栗東：斉藤崇厩舎）も２連勝中と勢いあり、重賞でも期待できる。（優馬データ班）

本格化の兆しが漂うヤマニンサンパが重賞初挑戦