マカヒキの評価UPで、ダービー想定オッズは3強の様相!
抜群の決め手で怪物退治 マカヒキ
3/6(日) 中山11R 弥生賞(GII) 芝2000m
マカヒキ 牡 馬体重:496kg(±0)
騎手:C.ルメール 厩舎:(栗) 友道
生産: ノーザンファーム
父:ディープインパクト
母:ウィキウィキ(フレンチデピュティ)
初勝利時の評価:★★★★★★★ 7点〔GIIIクラス〕
3連複の配当が190円での決着という三つ巴の戦い。やや中緩みのラップとはいえレースレコードは立派で、今回も上がり3F最速の末脚を使いリオンディーズを差し切ったのがマカヒキ。長距離輸送と中山の急坂をクリアしたのは、本番に向けてかなりの収穫だろう。ただし、本番では18頭の多頭数での競馬が想定される。この馬はもっと外を回らされるだろうし、そういった厳しい競馬になった時にどうだろうか。
それに対して敗れたリオンディーズだが、直線入り口では早々と先頭に立つ横綱相撲。マカヒキの決め手に屈した格好だが、負けて強しと言え、評価を下げすぎる必要はない。やはり力でゴリ押しする競馬が合う。ただ、道中で行きたがる面はどうしても気に掛かる。そしてエアスピネルは新馬戦時にも言及したが、やはり上位クラスと戦うとワンパンチ足りない。
日本ダービー 想定単勝オッズ
(↑)1番人気 サトノダイヤモンド 2.8倍
(↓)2番人気 リオンディーズ 3.2倍
(→)3番人気 マカヒキ 5.8倍
(→)4番人気 ハートレー 12.0倍
(→)5番人気 スマートオーディン 13.5倍
長所
臨戦過程の差もあったかもしれないが、朝日杯FSであれだけのパフォーマンスを見せたリオンディーズを相手に勝ち切ったのだから、実力は素直に認めるべき。弥生賞のラスト2Fが11秒3-11秒3だから、マカヒキ自身のラスト1Fは11秒0か10秒台。トップスピードに加え、パワーもかなりのレベルにある。
短所
ここ2戦で顕著になってきたように映るのがスタートの遅さ、エンジンのかかりの遅さ。序盤でポジションを取りに行けない分、展開に左右される面が出てきてもおかしくはない。仕掛け所や進路取りが重要になってくるのだが、本番では乗り替わりを余儀なくされる点が不安材料。
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