「複勝率100％」の鉄板データが後押しする馬で軸は決まり！？【クイーンＳ】

～過去８年のクイーンＳの傾向分析～

まずは過去10年のうち札幌で開催された８年の前走クラス別成績に注目する。

◇前走クラス別成績（過去８年）
・Ｇ１　　　〔５.３.４.16〕
・Ｇ３　　　〔３.３.２.31〕
・ＯＰ特別　〔０.１.１.６〕
・３勝クラス〔０.１.１.16〕
・２勝クラス〔０.０.０.10〕

前走・Ｇ１組が好成績を残す一方で、ＯＰ特別や条件戦からの臨戦馬は合わせて〔０.２.２.32〕と苦戦傾向。「夏は格より調子」という格言もあるが、この一戦においては「格」を重視したい。

そのＧ１組の中でも、１着か負けても0.9秒差以内だった馬は〔５.１.２.６〕。さらに、札幌・函館の洋芝コースで勝ち鞍のある馬に限れば〔４.１.１.０〕と好勝負は必至。今年の該当馬は、テルツェット（美浦：和田郎厩舎）。函館で行われた昨年のクイーンＳの覇者でもあり、コーナーが緩く決め手を生かしやすい札幌コースなら２年連続好走も期待できる。（優馬データ班）

函館→札幌でクイーンＳ連覇を狙うテルツェット