「JRA平地最大着差で“衝撃”デビュー!」ヤマニンウルスに★8つ【2歳馬チェック】
2歳コースレコードをコンマ5秒更新! ヤマニンウルス
8/20 (土) 小倉6R 2歳新馬 ダート1700m
ヤマニンウルス 牡 馬体重:536kg
★★★★★★★★ 8点
騎手:今村聖奈 厩舎:(栗東)斉藤崇史
生産:錦岡牧場
馬主:土井 肇 氏
父:ジャスタウェイ
母:ヤマニンパピオネ(スウェプトオーヴァーボード)
好スタートを決め、ハナを切った馬を外目の2番手からマークする理想的な競馬。3角過ぎから早々と逃げ馬を交わすと、一気にスパートして後続をグングン突き放し直線入り口では既に独走態勢。そのまま余力十分に押し切って、JRA平地競走の最大着差となる4秒3差をつけての大楽勝だった。勝ち時計も稍重馬場で、従来の2歳コースレコードをコンマ5秒更新する破格の好内容。ラスト3Fはもちろんメンバー最速の35秒8、2位の馬が39秒1なのだから圧倒的な決め手の差を物語っていた。レースの上がり5F60秒8、4F47秒8とこちらも芝並みの数字で、3Fのラップも〔11.9-11.6-12.3〕と最後は余裕残しで流した分を思えば、スピードの持続力は非凡。ダートでデビューも芝でのパフォーマンスを見てみたくなる衝撃のデビュー戦だった。
・馬体診断
536キロの馬体重が示す通り、大型で馬っぷりが良いが、フットワークに重苦しさは全く感じられず素軽さ十分。本質的には芝向きな走りだが、ダートでも圧巻のパフォーマンスを披露したように潜在能力はかなりのモノ。砂を被ったり揉まれた時の対応が次走以降のカギとなりそうだが、精神面は安定しており、さほど心配はなさそう。デビュー前の稽古の内容からも体質的にシッカリとしたタイプで、使っての上積みは大きそう。
・血統診断
父ジャスタウェイ。母ヤマニンパピオネは現役時代に芝・ダートの短距離で4勝を挙げた。半兄には芝のオープンで活躍中のヤマニンサンパがおり、血統や初戦のレースぶりからダートのみならず芝でも対応できるスピードを秘めている。今後のレース選択には、是非とも注目したい。
【将来性まとめ】→ レコードや大差勝ちなど、特筆すべき話題が豊富なデビュー戦の勝ちっぷりだったが、2歳の小倉ダート1700mで最後流しながら上がり35秒8は“大物”としか言いようがない。スピード・瞬発力ともに非凡で、芝でも楽しみな好素材。
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