【オールカマー】狙って「損ナシ」超人気薄の１頭　複勝率“６割”該当なら黙って買い

オールカマー：とっておき穴馬

二代目・穴の料理人　編集・大木（競友）

クレッシェンドラヴ

「新潟での代替開催を除く過去９年のオールカマーにおいて、ディープ産駒に次いで活躍が目立っているのが、ステイゴールド産駒。同産駒は『前走距離が２２００ｍ以上』であれば〔２・０・２・２〕と好走率は非常に高く、今年はこれに合致する同馬に注目する。実際に、過去のオールカマーでも１９年にコンマ５秒差５着、２０年にコンマ３秒差４着と善戦。前走の春天は初めての３２００ｍという未知の距離で大敗を喫したが、２走前の日経賞ではタイトルホルダーとコンマ３秒差の競馬をしているように、８歳馬でも衰えは全く感じない。この中間の攻め気配に陰りはなく、状態面にも不足なし。今回のメンバー構成をみても、有力各馬は瞬発力を武器にする馬が中心だが、展開的にも逃げたい馬が数頭おり、スローからの瞬発力勝負とはなりにくく中山らしいタフな持久力勝負が濃厚だ。そうとくれば好位から本馬の渋太さが生きるシーンは大いにありそうで、ここは大駆けを期待したい」

古豪クレッシェンドラヴには絶好の条件が整ったと言える一戦