「“ドゥラメンテ級”のハイパフォーマンス!」堀厩舎タスティエーラは将来性◎【2歳馬チェック】
二冠馬たちと肩を並べる好内容! タスティエーラ
11/27 (日) 東京6R 2歳新馬 芝1800m
タスティエーラ 牡 馬体重:484kg
★★★★★★★★ 8点
騎手:R.ムーア 厩舎:(美浦)堀宣行
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム
父:サトノクラウン
母:パルティトゥーラ(マンハッタンカフェ)
スタートから鞍上が意識的に出してポジションをとると、2番手で折り合いはスムーズ。手応え十分に4コーナーを回ると、早目先頭に立ち、長くいい脚を使って後続に3馬身半差をつける完勝劇。追い出してからも耳を立てたままで反応が遅かったように、まだ本気で走っていない印象。それでもレースラップ〔11.2-11.1-11.2〕が示す通り、現状においても瞬発力・持続力は素晴らしいモノを持っている。勝ち時計も1分47秒2で、上がりも33秒5でまとめるのだから、時計的な価値も非常に高い。過去東京1800mの2歳新馬・未勝利戦を「1分47秒5以内かつ上がり33秒台」でまとめて勝利した馬はごくわずかだが、ドゥラメンテ(勝ち時計1分47秒5・上がり33秒7)、スターズオンアース(勝ち時計1分47秒3・上がり33秒9)といった二冠馬も当該条件を満たしていたことを考えれば、それらを凌ぐ内容で勝ち上がった本馬のポテンシャルの高さも疑いようがない。
・馬体診断
馬体重は484キロ。パドックでは落ち着いた周回で、良血馬たちが揃った中でもバランスのとれた好馬体が一際目立っていた。返し馬で若さこそみせてはいたが、フットワーク自体はバネがあり脚捌きは非常に滑らか。パワーもあり、体つきからまだまだ伸びしろは大きく、今後の成長が楽しみ。
・血統診断
父は同じ堀厩舎所属で香港ヴァーズ、宝塚記念を制したサトノクラウン。母パルティトゥーラは、現役時代マイルを中心に3勝を挙げた。近親には天皇賞(秋)、マイルCSなど重賞9勝を挙げたカンパニーがいる血統。距離に関してもクラシックディスタンスを意識できる下地は十分。
【将来性まとめ】→ 前述したように、勝ち時計・上がり・レースラップ共に全て秀逸な数字を叩き出したように、大器の片鱗が窺い知れるデビュー戦だった。これから無事に歩んでいければ、来春は間違いなくクラシックで活躍を期待できる好素材だ!
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