【阪神ジュベナイルF回顧】リバティアイランド“完全1強”の結末 「桜花賞も当確」の衝撃パフォーマンス

佐藤直文 レース回顧
阪神ジュベナイルフィリーズ

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“鬱憤”晴らすかのような圧勝 リバティアイランド

 今年の2歳戦で実績を残した牝馬がほぼ揃い、前半3ハロン33秒7という適度な流れで脚を使い損ねた馬もいなかったと思える一戦。その中で2着に2馬身半もの差を付けての完勝だった勝ち馬は、現時点での能力差を示すと同時に、4ヶ月後の同じ舞台での好走も約束されたと言えそうだ。

 そのリバティアイランド。ペースが流れたことで折り合いにそこまで苦労することなく中団の外目を追走。内で包まれた前走の経験を糧として理想的な運び方ができた。直線を向いたところでも、馬群の外で一頭だけ違う手応えだったものであり、追い出されて一気に抜け出した脚は、デビュー戦での上がり31秒4の脚が本物であったことを示した。このまま無事に春を迎えることさえできれば、桜花賞も当確と言えるだろう。

リバティアイランド

単勝オッズ2.6倍の1番人気に推されたリバティアイランドが期待以上の快勝劇

 2着シンリョクカは、これまたデビュー戦が圧巻の内容だったが、ペースの違いにも対応して上手く脚を使った形。距離はマイルがギリギリかもしれないが、1戦のキャリアでここまでやれたのは素材の優秀さゆえだろう。

 3着ドゥアイズは、外目の枠で出遅れたが、馬群の内に入れて距離ロスを抑え、直線では進路を探しつつではあったがよく脚を伸ばした。ただ、マイルは少し忙しく、もう少し距離があった方がいい馬だろう。

 4着アロマデローサは、好位から積極的に流れに乗って直線でも渋太く脚を使った形。ただ、鋭いキレ味を見せることができなかったのは、前で運んだ分もあったが、マイルが少し長かったか。

 ラヴェルウンブライルは、ともに外枠で出遅れてそのまま外を回る形では厳しかったか。せめて3着馬のような立ち回りが欲しかったところだが、このあたりはレース経験も必要となる部分であり、今日の経験を今後にどう繋げるかであろう。モリアーナは、道中はいいポジションで運べていたが、これまでとはペースも違っただけに脚を溜めることができなかったか。

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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