「トウカイテイオーの血を受け継ぐ」素質馬レーベンスティールに★６つ【２歳馬チェック】

翌日の準ＯＰよりも速い時計で楽勝！　レーベンスティール

12/10 (土) 中山４R ２歳未勝利 芝1800m
レーベンスティール　牡　馬体重：478kg
★★★★★★　６点
騎手：Ｔ.マーカンド　　厩舎：(美浦)田中博康
生産：広富牧場
馬主：キャロットファーム
父：リアルスティール
母：トウカイライフ（トウカイテイオー）

　１コーナーの入りで行きたがる素振りをみせたが、前に馬を置いて我慢させると折り合いはスムーズ。先行馬を射程圏に入れ、直線を向くと一瞬でギアチェンジ。追い出してからもノーステッキでメンバー最速の上がりをマークし、後続に３馬身半差をつけた。勝ち時計は同日の古馬１勝クラスに遅れはとったものの、翌日の古馬３勝クラスよりもコンマ１秒速い好内容。まだまだ成長余地を残しており、上のクラスでも活躍を期待できる好素材。

ここでは力が違った！レーベンスティール

・馬体診断
　馬体重はデビュー戦からマイナス２キロで推移し478キロ。この中間は入厩してから日が浅く、そこまで仕上げられた印象はなかったが、毛ヅヤも良くハリのある好馬体が目立っていた。バランスの取れた体つきで、フットワークも敏捷性に長けている。

・血統診断
　父はリアルスティール。父にトウカイテイオーを持つ母トウカイライフは現役時代に中央で３勝を挙げた。血統的にも1800～2000ｍがピッタリな印象。なお、母父トウカイテイオーという血統は、オーストラリアに移籍しＧIを勝ったブレイブスマッシュや、ヴィーヴァヴォドカ（フラワーC）などの活躍馬を生んでいる。本馬にも期待をかけたい。

【将来性まとめ】→ 東京の新馬戦、中山の未勝利戦と２戦共に高いパフォーマンスを披露。コース形態を問わず能力を発揮できるタイプで、順調に成長していければ重賞でも楽しみな好素材。