一昨年2着、昨年3着フィエロの取捨は? マイラーズCデータ予想
安田記念を睨む強豪達が集うGII戦。4歳馬の参戦も多く、古豪VS新鋭という構図で今後のマイル戦線を占う重要な一戦。
経験豊富な年長馬に分がある?
2012年から舞台を京都に移し、開催の進んだ阪神から開幕週の京都へ、という大きな変更があった。以降4年間のデータを見ていくと、
年齢別成績
4歳〔0.2.0.18〕
5歳〔3.1.3.14〕
6歳以上〔1.1.1.26〕
人気別成績
1番人気〔0.1.1.2〕
2番人気〔0.0.1.3〕
3番人気〔2.0.1.1〕
前走距離
1600m〔2.3.4.35〕
距離短縮〔2.0.0.14〕
距離延長〔0.1.0.9〕
4歳馬がやや低調。まだこの時期でGIIともなれば実績豊富な年長馬を重視すべきか。フィエロやダノンシャークなど、GIでも実績のある馬がいたり、まだ年長勢の層は薄くない。ただし、上位人気馬や距離延長組がやや不振なので注意が必要でもある。
取捨の決め手は何処に…
近4年の結果から、馬券のポイントとして挙げるとすれば、
- 1着馬4頭中3頭は前年のマイルCS出走馬
→例外のワールドエースはマイル初出走 - 1着馬4頭中3頭は1600m以上の重賞勝ち
→例外のレッドアリオンはマイルでGII2着、GI4着の実績あり - 1~3着馬全馬に京都コースでの勝利実績
- 1~3着馬12頭中10頭は前走5着以内
- 前走で敗れていた9頭中8頭は着差が0.5秒差以内
- ディープインパクト産駒は〔1.2.3.6〕
軸はやはりフィエロ。重賞勝ちの実績こそないが、京都コースとの相性やGIでも上位争いをするだけの力は素直に評価すべき。
相手の筆頭には前走のダービー卿CTで0.4秒差5着のサンライズメジャー。京都では4勝2着3回、昨年の当レースでは2着と、フィエロ(3着)に先着している。
その次はテイエムイナズマを推したい。六甲S組は近4年で〔0.2.0.5〕。ダノンリバティの2着だったが、走破時計は近4年の六甲Sでは最速。ダノンリバティとの比較では京都で勝利実績がある点でリード。
以下、前走の着順は今一つだが着差は0.5秒差以内だったエキストラエンド、レッドアリオン。4歳勢からは前走大敗も京都実績があるディープインパクト産駒のアルバートドックが距離短縮で妙味アリ。
結論
◎フィエロ
○サンライズメジャー
▲テイエムイナズマ
△エキストラエンド
△レッドアリオン
△アルバートドック
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