ポイントはジョッキーの本気度! 継続騎乗から福島牝馬Sを攻略
ローカルの牝馬限定重賞という位置付けだが、小回りの1800mに加えてヴィクトリアマイルの前哨戦でもある。昨年は5着のミナレットが本番でも超大穴をあけたが…。
圧倒的な中山牝馬S組
2011年は新潟での開催となった福島牝馬Sだが、一貫して強いのが前走・中山牝馬S組。過去10年の前走別成績を見ると、
前走別成績(過去10年)
中山牝馬S〔8.6.4.45〕
愛知杯〔1.0.0.6〕
阪神牝馬S〔0.1.0.9〕
京都牝馬S〔0.0.2.1〕
OP特別〔0.1.0.12〕
1600万〔0.0.4.23〕
1000万〔1.2.0.17〕
昨年の勝ち馬こそ、中山牝馬Sを取り消した馬だったが、過去10年で6回もワンツー決着があるように、中心はこの組。同じ右回りで1800m戦だから関連度が高いのも不思議ではない。
意外と1600万でも負けているような格下馬にもチャンスがあるレースではあるが、今年は全出走馬がオープンクラスということにも注意しておきたい。
乗り替わりの有無がポイント
福島開催に戻った近4年では乗り替わりのなかった馬が〔4.3.0.15〕という成績に対して、乗り替わりがあった馬が〔0.1.4.36〕。展開に左右されやすい3着はともかく、連対馬に関しては福島まで乗りに来るジョッキーの本気度を評価したい。
今回、継続騎乗となる馬は以下の5頭。
メイショウスザンナ(大野J) 前走・中山牝馬S 3着
ハピネスダンサー(吉田隼J) 前走・中山牝馬S 5着
フレイムコード(菱田J) 前走・中山牝馬S 9着
キャットコイン(柴山雄J) 前走・中山牝馬S 11着
シャルール(横山典J) 前走・初音S 1着
メイショウスザンナは昨年の当レース3着馬。右回りのコーナー4つの重賞では〔1.1.2.0〕と抜群の安定感がある。ハピネスダンサーは近2走とも重賞で0.2秒差。吉田隼Jとの相性も悪くない。フレイムコード、キャットコインは中山牝馬Sでの着順こそ悪いが、着差は0.3秒差と0.4秒差。巻き返す余地は十分だろう。
3連勝中のシャルールは前走で手綱を取って快勝した横山典Jが引き続き騎乗。勝負になると名手がジャッジしたからこその遠征とみた。
結論
メイショウスザンナ
ハピネスダンサー
フレイムコード
キャットコイン
シャルール
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