【新潟大賞典】１～２番人気は「10年以上も勝利なし！」難解な重賞で狙うべき“人気の盲点”をピックアップ

～過去10年の新潟大賞典の傾向分析～

　当レースは波乱傾向が極めて強く、過去10年１～２番人気の勝利がない事はまず押えておきたいポイント。直近で１番人気が勝利したのは、2006年の優勝馬オースミグラスワン。２番人気の勝利は、2011年のセイクリッドバレーが最後となっている。

◇人気別成績
・１番人気　〔０.２.３.５〕
・２番人気　〔０.１.０.９〕
・３番人気　〔３.３.０.４〕
・４～５人気〔２.０.２.16〕
・６～９人気〔３.２.３.32〕
・10人気以下〔２.２.２.61〕

◇前走クラス別成績
・Ｇ１　〔１.１.０.３〕
・Ｇ２　〔１.４.３.31〕
・Ｇ３　〔３.２.２.44〕
・ＯＰ　〔３.１.３.39〕
・準ＯＰ〔２.２.２.９〕

　前走Ｇ１組は、前走から中10週以上あいていれば〔１.１.０.１〕で、馬券圏外の１頭も13番人気で５着に健闘している。このデータに当てはまるカラテ（栗東：辻野厩舎）は見逃せない１頭。昨夏の新潟記念を完勝しており、舞台適性もバッチリ。

昨年の新潟記念の勝ち馬カラテが再び新潟の地で躍動する！

　前走Ｇ２～Ｇ３組は、２～４着に敗れていた馬が狙い目。さらに「４～７歳・前走から中７週以上」の条件を満たしていれば〔３.３.３.５〕と好走率は高い。このデータに合致するハヤヤッコ（美浦：国枝厩舎）には要注意。

道悪巧者ハヤヤッコに激走ムード漂う！

　そして前走準オープンを１～３番人気で勝利した馬が〔２.２.２.５〕と比較的好走している。今年の該当馬はスパイダーゴールド・セイウンハーデスの２頭だが、スパイダーゴールドは上位人気に支持されそうで単では狙いづらい。人気別成績を加味して、データ的にはセイウンハーデス（栗東：橋口慎厩舎）が一歩リード。

明け４歳緒戦を快勝したセイウンハーデスの勢いに注意！