【安田記念】復讐劇「信じたい」激穴の1頭 着実な進化で“今年こそ”の気配

とっておき〇〇馬
安田記念

安田記念:とっておき穴馬

美浦の長距離ヒッター 坂倉TM

イルーシヴパンサー

「8着に敗れた前走の中山記念は、直線で外へ持ち出すスペースがなく内を狙ったところで前が詰まって万事休すとなってしまったが、この馬にとっては久々となったコーナー4回、かつ1800m戦で、直線を向くまで上手な競馬ができたこと自体は大きな収穫だった。昨年は直線勝負で捌き切れずの8着だったが、それでもコンマ2秒差。ちょっとしたことでひっくり返っていい着差であり、終い一辺倒だった当時よりも自在性が出てきて、上手に立ち回れるようになったのなら、その可能性も十分ある。テン乗りだった京都金杯で巧みに操って勝利へ導いた岩田望騎手が、100%の力を引き出してくれれば、勝負になると見た」

イルーシヴパンサー

昨年1番人気8着のイルーシヴパンサーが今年は波乱の主役になる!?

筆者:


1972年東京生まれ 1997年入社。美浦の厩舎取材を担当。予想スタイルは適性重視。趣味は、飲み歩き。