京都新聞杯は実績重視 キズナローテで参戦のスマートオーディンは…
3年前はキズナがここからダービー馬に輝き、昨年はサトノラーゼンがダービーで2着。大舞台への東上最終便は今年も大混雑!?
実績なしに好走は不可能?
優先出走権が与えられるレースではないものの、近年はここからダービーでも好走する馬が数多く現れて、重要なステップとして位置づけられている京都新聞杯。重視すべきは実績で、基本的には「2勝以上」を挙げていることが最低ライン。例外は過去5年で2着馬に1頭、3着馬に2頭で、特に連対馬の条件としては必須とも言える。
また、距離実績も重要で、「500万・OPの2000m以上で1着」があることがポイント。同じく過去5年では、例外が1着馬に1頭、2着馬に2頭。この3頭の共通点としては「1800m重賞で2着」の実績があった。距離実績がないのならば、せめてこれ位の実績は欲しい。
今年のメンバーには未勝利勝ち直後といった馬も多く、2勝馬自体が少ないのだが、実績からピックアップできるのは以下の3頭。
ゼンノタヂカラオ
はなみずき賞(500万・芝2000m)1着
ロイカバード
福寿草特別(500万・芝2000m)1着
スマートオーディン
東スポ杯2歳S(GIII・芝1800m)1着
毎日杯(GIII・芝1800m)1着
未勝利勝ち直後で買えるのは…
今年は未勝利勝ち直後の馬が5頭。一足飛びでダービーへ、と意気込むのはいいが、過去10年まで振り返っても、未勝利勝ち直後の馬は3着に2頭いるだけ。買いづらいのは確かだが、その「買い」ポイントを探ってみたい。
2007年3着 サンライズベガ 1戦1勝 芝2000mの未勝利戦を2番人気1着
2008年3着 マイネルローゼン 7戦1勝 芝2200mの未勝利戦を2番人気1着(芝に限ればすべて5着以内)
ポイントとなりそうなのは、「2000m以上の距離」、「上位人気で未勝利勝ち」、「芝ではすべて掲示板を確保」といったところか。エルプシャフトは初出走となった前走の未勝利戦(芝2000m)を1番人気に応えて1着。エルリストンは4戦目の前走(芝2200m)を2番人気で勝利。これまで4着→2着→5着→1着と掲示板を外していない。3着候補にはこの2頭を。
結論
軸
ゼンノタヂカラオ
ロイカバード
スマートオーディン
3着候補
エルプシャフト
エルリストン
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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