【プロキオンＳ】“重賞級”の中京巧者にチャンス到来！好走条件を満たすのは「たった１頭」のみ

～過去７回のプロキオンＳの傾向分析～

　変則開催により直近２年は小倉ダート1700ｍ、３年前は阪神ダート1400ｍで施行された当レースだが、今年は４年ぶりに中京ダート1400ｍを舞台に行われる。ここでは同舞台の2013～2019年のデータをもとに傾向を探っていく。

◇前走着順別成績
・１着　　〔３.４.４.22〕
・２着　　〔４.１.０.11〕
・３着　　〔０.１.０.８〕
・４～５着〔０.１.１.17〕
・６～９着〔０.０.０.14〕
・10着以下〔０.０.２.13〕
　過去７回の勝ち馬は前走・連対馬から出ている。状態面に気を遣うことが多い暑い時期だけに、前走着順を落とした馬の変わり身を見込むより“勢いを重視するべき一戦”とみてもいいだろう。

◇年齢別成績
・４歳　　〔４.２.０.10〕
・５歳　　〔１.２.３.21〕
・６歳　　〔２.１.１.15〕
・７歳以上〔０.２.３.38〕
　最多４勝・２着２回の４歳馬は「前走騎手が継続騎乗・当日一桁人気・前走連対」の条件を満たす馬であれば〔３.２.０.２〕単勝回収率231％・複勝回収率144％と狙い目。今年はドンフランキー（栗東：斉藤崇厩舎）が唯一該当。前走を勝って勢いがあり、人気的にも確実に上位が見込める。本馬は中京ダート1400ｍ２戦２勝と相性も良く、今の勢いなら重賞でもチャンスは十分ある。

中京ダート1400ｍの持ち時計から重賞でも足りるドンフランキー