【クイーンS】「なぜ」と驚かれそうなオススメ激穴馬 前走“悪夢”の原因を独自推理

とっておき〇〇馬
クイーンS

クイーンS:とっておき穴馬

問題児の一撃! 編集・吉田

トーセンローリエ

「栗東へ滞在して万全の態勢で臨んだ桜花賞は悪夢のシンガリ負け。パドックでは二人引きでツル首と、明らかに気合いが乗り過ぎた印象を受けましたが、実はその前に勝ったアネモネSでも同様のパドックでの周回だったもので、それが大敗の原因とは言えないでしょう。横山和騎手が乗った桜花賞時の最終追いは、超抜の動きで併せた馬を置き去りにする内容だったのに対し、それまでの3連勝時の追い切りは調教助手の手綱でそこまでは動かさなかったもの。そのプロセスを考えると、気性のコントロールが難しい馬だけに追い切りで動かし過ぎると、レースでは既に余力がない状態となってしまうのではないでしょうか。立て直しを含めた3ヶ月半の休養明けとなる今回の最終追いは、先行して後続の2頭に遅れを取りましたが、余力は十分にあり、前走のようなことはないはずです」

トーセンローリエ

3歳馬の中でも人気は低くなりそうなトーセンローリエだが…(写真はアネモネS勝利時)

筆者:


1972年奈良県生まれ 2006年入社。栗東時計班。馬券は複勝一本鎗。この世界に入ったきっかけは、競馬好きだった父親の影響。