「史上最速」の圧勝劇！エスカルは短距離ダート路線で注目の好素材 ８月26‐27日の★評価一覧【２歳馬チェック】

～先週の新馬・未勝利勝ち評価一覧～

８/27 (日) 札幌５R ２歳新馬 芝1800m
ドゥレイクパセージ　牡　馬体重：442kg
★★★★★★　６点
騎手：Ｊ.モレイラ　　厩舎：(美浦)堀宣行
生産：ノーザンファーム
馬主：吉田 勝己 氏
父：ドゥラメンテ
母：ソブラドラインク（Include）
ドゥレイクパセージの詳細記事

８/26 (土) 新潟６R ２歳新馬牝 芝1600m
スティールブルー　牝　馬体重：430kg
★★★★★　５点
騎手：荻野極　　厩舎：(美浦)宗像義忠
生産：ノーザンファーム
馬主：シルクレーシング
父：ルーラーシップ
母：レディバード（スマートファルコン）

　レースは外枠から好スタートを決めるも、折り合い重視で前に馬を置いてジックリ構える。道中リズム良く運ぶと、勝負所も外からスムーズに押し上げて直線へ。鞍上が軽くステッキを入れると、反応良く加速し〔11.4－10.9－11.3〕のラップを余力十分に突き抜けた。小柄な牝馬で気の入りやすい面はあるが、重心の低いフォームでいかにも軽い馬場の瞬発力勝負が得意。小柄ながら全身を使ったフットワークで素質を感じさせる。これから心身共に順調に成長していけば、楽しみな素材だ。

牝馬らしい豊かな瞬発力でスティールブルーが初戦Ｖ

８/27 (日) 札幌１R ２歳未勝利牝 芝1500m
クイックバイオ　牝　馬体重：488kg
★★★★★　５点
騎手：川田将雅　　厩舎：(栗東)須貝尚介
生産：ノーザンファーム
馬主：バイオ
父：ブリックスアンドモルタル
母：アニメイトバイオ（ゼンノロブロイ）

　ローズＳ勝ちのほか阪神ＪＦ、秋華賞でも２着に好走したアニメイトバイオを母に持つ良血馬。新馬戦は勝ち馬から大きく離されたが、体調自体も本物ではなく、1800ｍ自体も長かった印象。距離を短縮した２戦目は、発馬こそ遅れをとったが各馬が荒れた内を避けるところを巧くスクって先手を主張。ハナに立ってからは馬場のいいところを選んでマイペースに持ち込むと、勝負所から早目にスパートし後続を封じた。勝ち時計１分29秒９も開催後半の馬場を考えれば水準以上にあり、上のクラスでも通用しそうだ。バテない強みとパワーもあり、ダートでも面白そう。

８/27 (日) 小倉２R ２歳未勝利 ダート1000m
エスカル　牡　馬体重：454kg
★★★★★　５点
騎手：松若風馬　　厩舎：(栗東)森秀行
生産：米国
馬主：前田幸治 氏
父：アメリカンファラオ
母：プリティガール（Harlan’s Holiday）

　スタートを五分に切ると、押してハナを主張。逃げの形に持ち込んでからは、終始楽な手応えで気分よく運ぶ。直線に入ったところでセーフティリードを保つと、そこからは独走態勢。最後は流す余裕もみせながらメンバー最速の上がりを駆使し、２着馬を７馬身突き離す圧勝だった。勝ち時計は良馬場ながら、２歳コースレコードにコンマ４秒差に迫る好タイム。良馬場の小倉ダート1000ｍにおいては、２歳戦史上最速タイムと中身も優秀だった。

アメリカンファラオ産駒エスカルが３戦目で待望の初勝利！

★★★★ ４点 … セブンマイスター・フナデ・メイショウゴーフル・アンバーニードル・ヴィクトリアドール・グランルーチェ・アートフォーム

★★★ ３点 … エリカリーシャン・アサギリ・ベストオブユー・セイウンサニー・トレンシャリー