【新潟記念】サリエラ&ノッキングポイント 暑さが残るだけに“気になる”「状態面」をジャッジ!
2歳時のサウジアラビアロイヤルC出走時は、デビュー戦の走法を忘れたかのような走りでストライドを伸ばし切れないままであったが、年を越して2月の3歳1勝クラスを勝ち上がったときにはストライドを取り戻してきて快勝。毎日杯時には胴のあたりにゆとりも見せ始め、距離延長にも対応できるであろう姿に変貌してきていたノッキングポイント(美浦:木村厩舎)。右回りでは左手前の力強さに物足りなさを感じるとのコメントを残していただけに、始動戦に左回りを選択してきたのも納得。秋に向けての始動に加え、暑さが残る新潟への輸送も控えての仕上げだけに、調教時計はダービーに向けての数字と比較するなら控え目であるのは明らかであるが、その分長めから乗り込むことをしている跡がうかがえる。

北村宏騎手を背にウッドコースで追われたノッキングポイント(写真:中央)
サリエラ(美浦:国枝厩舎)は新潟滞在を選択。牧場で下地はつくってきており、新潟ダートで仕上げるのであれば調教時計の数字には目を瞑る。目黒記念時でも馬体減りに気を使っていただけに、滞在で今回どんな姿で出走してくるのかの方に目を向けたい。ローズSから白富士Sそして目黒記念と2キロ、6キロの馬体増ではあるが、厩務員さんと並んで歩いている姿を見ていると着実に馬体の背が伸びてきていると感じる。まだまだ伸びしろがあると感じさせ、姉の域まで達する期待は持って良いだろう。

底みせぬ良血馬サリエラは、重賞初制覇へ向け新潟滞在で万全を期す!(写真:右)
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