難解・目黒記念は、3つの好走条件を押さえて万券狙い
1932年創設。以前は春・秋と1年に2回行われていたこともあり、今年で130回目を数える伝統のハンデキャップ重賞。
実績面での条件は割とシビア
ここ2年は2桁人気馬が連対して馬連万馬券と波乱の決着。ハンデ戦で2500mという距離も難解さを押し上げているが、過去5年の1~3着馬についての、実績面での条件は以下の3点。
- 準OPで1着
- OP特別で連対
- 重賞で3着以内
上記の実績が「近3走以内」にあるかどうかが大きな分かれ道。例外は2頭だけで、その2頭については、4~5走前にGIで5着以内という実績があった。まずはここが第一関門。
信頼度は若い馬の方が上
過去5年の勝ち馬を見ていくと、4~8歳まで、それぞれ1頭ずつ勝ち馬を出しているが、信頼度が高いのは4~5歳馬。
年齢別成績(過去5年)
4歳〔1.1.3.12〕
5歳〔1.4.1.19〕
6歳〔1.0.0.16〕
7歳〔1.0.1.16〕
8歳〔1.0.0.3〕
今年の4~5歳馬で前述の実績面をクリアしているのはクリプトグラム、タッチングスピーチ、マドリードカフェ、マリアライト、モンドインテロの5頭。
マリアライトは今回、ハンデ56キロを背負う。牝馬ゆえに実質的にはヒットザターゲットの58キロと同様のハンデである。そして近5年でトップハンデ馬は〔0.0.0.6〕。牡馬が相手でも互角に走っている馬だが、やや不安。
タッチングスピーチは今回が初の左回り。過去5年の1~3着馬には基本的に「芝2000m以上でコーナー4つの左回り」という条件での好走歴がある。最低でも、2011年1着キングトップガン(メトロポリタンS 0.2秒差6着)、2015年2着レコンダイト(緑風S 0.4秒差5着)位は走れていて欲しいところ。マドリードカフェもこの点でマイナス。
以上を踏まえて、4走前に東京の芝2300mで1着のあるクリプトグラム、前走で東京芝2400mのメトロポリタンSを勝ったモンドインテロが中心。
6歳以上の馬で、実績面の条件とタッチングスピーチの項目で挙げた左回り実績をクリアしたのは、サムソンズプライド、ジャングルクルーズ、スーパームーン、タマモベストプレイ、リヤンドファミユ、レコンダイトの6頭。やや頭数はダブついてしまったが、近年の波乱傾向を考えると、リターンは望めるはず。
結論
軸
クリプトグラム
モンドインテロ
相手
サムソンズプライド
ジャングルクルーズ
スーパームーン
タマモベストプレイ
リヤンドファミユ
レコンダイト
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