【富士S】激走パターン『マッドクール』で狙える1頭 東京マイル“2戦2勝”でさらに↑

とっておき〇〇馬
富士S

富士S:とっておき推奨馬

二代目・穴の料理人 編集・大木(競友)

ジャスティンスカイ

「“夏は牝馬が強い”といわれるが、暑さの中でサラブレッドのパフォーマンスが上がるはずはなく『体型が大きな馬の方が暑さに応えやすい』また『暑い時期の重い斤量は肉体面の負担に直結する』といった要因から、そういう状況下になりやすい牡馬の方がパフォーマンスを落とすことで生じる事象とも考えられる。特に今年のCBC賞が分かりやすく、斤量58.5キロを背負って大敗を喫したマッドクールは馬体重530キロを超す大型馬であり、夏負けしやすいパターンであったことは間違いない。その後は無理使いせず暑さの和らいだスプリンターズSに直行し、2着に巻き返したのは記憶に新しい出来事だろう。

 ここへ出走するジャスティンスカイもまさにこれに当てはまり、本馬も530キロを超す大型馬。前走の米子S当日は気温も高かったため、初の斤量58キロも数字以上に大きな馬体に応えた可能性が高く、度外視できる一戦だ。もとを辿れば昨秋の秋色Sにおいて、その後京王杯SCを勝つレッドモンレーヴ、関屋記念を勝つアヴェラーレを下した実力の持ち主で、既に重賞級の能力は証明済み。2走前のマイラーズCに関しても開幕週で馬群が密集する中、踏み遅れての結果で力負けと判断するのは早計だろう。1週前追い切りでは、栗東CWで最も調教駆けするドウデュースを相手に追走し、一旦は前に出て先着するかと思うくらいの勢いを披露。ゴール板を過ぎてもビッシリ追い、かなり意欲的に負荷をかけられたように体調面に不安はなさそう。今回は季節がら気温も下がり、2戦2勝の東京マイルに舞台は好転。能力をフルに発揮できる条件が揃ったとなれば、見直す価値の大きい一頭だ」

ジャスティンスカイ

涼しくなったココでなら能力全開が叶いそうなジャスティンスカイ

筆者:


1996年千葉県生まれ。2019年入社。 競馬に興味を持つキッカケとなったのは、高校1年生の時にテレビ中継で観た2012年の凱旋門賞。オルフェーヴルの走りに魅了され、この世界へ。馬術経験もあり、大学卒業後は競馬に携わる仕事をしたいと考えていたところ、山崎TMのTwitterで募集を知り応募。現在に至る。

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