フルゲートのエプソムC データ班は三拍子揃ったアノ馬に◎
香港C~イスパーン賞と海外GIを2連勝したエイシンヒカリが重賞初制覇を飾ったのが、このエプソムC。新たなるヒーローの誕生はあるか?
素質溢れる4歳馬が中心
東京の芝1800mのGIII、特に4歳馬はクラス再編後ともあって、秋に向けて賞金加算が必要な素質馬が集まるレース。ゆえに4歳馬の活躍が目立つレースなのだが、まずは過去10年の基本的なデータを洗い出していこう。
年齢別成績
4歳〔7.5.3.22〕
5歳〔2.3.1.41〕
6歳〔1.2.2.37〕
7歳~8歳〔0.0.4.36〕
種牡馬別成績
ディープインパクト〔3.2.1.5〕
ダンスインザダーク〔2.0.1.8〕
フレンチデピュティ〔1.1.1.3〕
ホワイトマズル〔1.1.0.0〕
ステイゴールド〔1.0.0.5〕
前走レース別成績
マイラーズC〔3.2.1.5〕
新潟大賞典〔2.2.4.26〕
都大路S〔3.0.2.9〕
オーストラリアT〔1.0.1.4〕
産経大阪杯〔1.0.0.1〕
中日新聞杯〔0.1.1.1〕
メイS〔0.2.0.10〕※昨年はモンゴル大統領賞として開催
ここまでを踏まえての要注目はアルバートドック。「4歳」&「ディープインパクト産駒」&「前走・マイラーズC」と三拍子揃った馬はこれだけ。2走前こそ崩れたが、〔2.1.0.1〕の1800mはベストとも言って良い条件。
4歳馬ロジチャリスは鞍上の福永Jが魅力。過去10年の当レースで〔2.3.0.0〕とすべて連対。2010年以降の東京芝1800mにおいても〔19.13.5.55〕で連対率は38.4%と、得意の条件であることは確か。もう1頭の4歳馬ルージュバックにしても、芝1800m~2000mで〔3.1.0.0〕だから、条件好転のここは巻き返せる。
やや平穏な傾向だが押さえるなら…
1、2番人気が揃って姿を消したのは2013年だけ。それも4番人気→3番人気での決着。過去10年のうち7年は1~3番人気が少なくとも2頭は馬券圏内に入っており、訳の分からない荒れ方はしないレース。
3着馬に拘って見てみると、新潟大賞典組(2011年、2012年)、マイル巧者(2013年、マイル〔3.2.1.0〕の実績馬)、東京巧者(2014年、2015年)。近年ではこの3パターン。
フルーキーは新潟大賞典で2着、マイル戦では〔4.1.2.4〕の実績もある。サトノギャラントも新潟大賞典組だが、こちらは東京で5勝をマーク。マイル巧者枠でいえばラングレーも視野に入る。マイル戦で〔2.0.1.0〕、東京コースにしても〔3.1.0.4〕なら十分に押さえ候補。
結論
◎アルバートドック
○ロジチャリス
▲ルージュバック
△フルーキー
△サトノギャラント
△ラングレー
宮崎(競友)
チャンピオンズC(GI)
払戻金 54万1500円
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山崎TM
チャンピオンズC(GI)
払戻金 12万0200円
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松田(競友)
ステイヤーズS(GII)
払戻金 39万6410円
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石川(競友)
11/30(土)中山12R
払戻金 41万8000円
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小島TM
11/30(土)中山2R
払戻金 31万4350円
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