トップハンデの影響は? ラジオNIKKEI賞をデータで斬る!
昨年はトップハンデのアンビシャスの圧勝劇に終わったが、振り返れば波乱の歴史。既成勢力の強豪馬か、新星の誕生か?
有利な斤量は?
3歳馬同士のハンデ戦と聞いただけでも難しい雰囲気が醸し出されている。まずは斤量別の成績を見てみよう。
斤量別成績(過去10年)
51キロ以下〔0.0.1.11〕
52キロ〔1.0.0.14〕
53キロ〔1.1.3.34〕
54キロ〔5.2.2.33〕
55キロ〔1.5.3.16〕
56キロ〔1.1.1.14〕
56.5キロ以上〔1.1.0.5〕
トップハンデ〔1.1.0.12〕
よほどの力差がない限り、重い斤量を背負った馬が勝つのは難しいのだろう。春までに実績を挙げてきた馬と、これからの馬の成長曲線が交わりつつある時期と考えると、斤量が左右する割合も大きいと考えられる。
また、前走のクラス別成績にも特徴が。
前走クラス別成績(過去10年)
500万〔3.2.3.37〕
1000万〔3.1.1.24〕
OP特別〔1.6.3.27〕
GIII〔0.0.0.7〕
GII〔3.0.0.10〕
GI〔0.1.3.21〕
レベルの高いGIで戦ってきたはずの馬が意外と不振。消耗もあるのだろうか。また、3頭の勝ち馬を輩出している前走GII組だが、その3頭はすべて青葉賞組。今年は青葉賞組が不在なので、考えなくてもいいか。
目立つのは、勝ち馬こそ少ないが、OP特別組。馬券に絡んだ10頭のうち、5頭はプリンシパルS、4頭は白百合Sから臨んできていた。その9頭のうち6頭はプリンシパルSか白百合Sで3着以内に入っていた馬。一方、例外の3頭には前走で逃げ・先行という共通点があった。
白百合S1着のブラックスピネルは57キロという斤量がネック。詰めの甘さがあるタイプだけにトップハンデは?だろう。ならば、白百合Sで先行していた4着のジョルジュサンクを狙いたい。プリンシパルS組からは3着のゼーヴィントが参戦と、こちらも要チェック。

2月のOP特別すみれSを勝利しているジョルジュサンク(撮影:日刊ゲンダイ)
2勝馬クラスの馬達の狙い目とは?
次の問題は500万勝ちの賞金900万という馬達の取捨選択。過去5年、「500万勝ち」の実績があったのは1~3着馬の15頭中13頭。基本的には最低でも500万勝ちがないと除外になるので当然と言えば当然なのだが。ちなみに残りの2頭は重賞2着で賞金を加算していた馬。
着目したのは500万を勝った時の状況。13頭全馬が「芝1600m以上」のレースを使っており、11頭が「3番人気以内」だった。今年のメンバーではアップクォーク、ゼーヴィント、ピックミータッチ、ロードヴァンドールの4頭がこれに該当。ハンデも53~54キロとバッチリ。
結論
ジョルジュサンク
ゼーヴィント
アップクォーク
ピックミータッチ
ロードヴァンドール
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