逃げ馬と差し馬、どちらが有利? 函館2歳Sのポイントは脚質
2歳世代初の重賞となる函館2歳S。函館開催の終わりを告げるレースだが、ここから新しいスターが出てくるのだろうか。
逃げ馬は着差に注目
2012年に日程が繰り上がり、7月に時期が移動。ステップレースであるラベンダー賞がなくなった影響もあり、2012年以降のデータをまとめていきたい。
この時期の短距離の新馬戦となると、仕上がりの早さとスピードの違いで逃げ切ってしまうケースも多いが、このレースではむしろ、逃げていない馬の方が活躍している。
函館2歳Sの脚質ポイント(過去4年)
逃げ馬〔1.0.0.3〕
4角4番手以内〔2.1.2.13〕
4角5番手以下〔2.3.2.39〕
前走で逃げていた馬は1~3着馬12頭中4頭。まとめると以下の通り。
2013年
1着 クリスマス 前走・函館芝1200m(新馬) 1.1秒差1着
2着 プラチナティアラ 前走・函館芝1200m(未勝利) 0.8秒差1着
2014年
1着 アクティブミノル 前走・函館芝1200m(新馬) 0.8秒差1着
2着 タケデンタイガー 前走・函館芝1200m(未勝利) 0.4秒差1着
ポイントになるのは着差。0.4秒差以上の着差をつけて勝っているかを条件としたい。今回のメンバーではガーシュウィン(0.7秒差1着)とロイヤルメジャー(0.4秒差1着)の2頭が該当。
差し馬は上がり最速での勝利が好走の鍵
では、次に前走で逃げていなかった馬達について考えよう。前走で逃げずに勝ち上がってきた馬は1~3着馬12頭中8頭。その8頭中7頭は上がり3F最速をマークして勝ち上がっていた。例外の1頭は東京芝1400mでデビュー勝ちしていた馬だから、非逃げ切り馬については必須条件ではないだろうか。
これに当てはまるのはドゥモワゼル、メローブリーズ、モンドキャンノ、ラーナアズーラの4頭。
また、今年の函館芝1200mの種牡馬別成績をみると、キンシャサノキセキが〔3.2.2.12〕でトップ、ダイワメジャーが〔3.2.1.12〕とほぼ変わらない成績で追随している。ここまでで名前が挙がった馬の中でキンシャサノキセキ産駒はモンドキャンノ。ダイワメジャー産駒はロイヤルメジャー。この2頭を軸に据えたい。

前走の内容が圧巻だったモンドキャンノはやはり外せない(撮影:日刊ゲンダイ)
結論
軸
モンドキャンノ
ロイヤルメジャー
相手
ガーシュウィン
ドゥモワゼル
メローブリーズ
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