【フェブラリーＳ】優馬データ班が狙う「勝ち負け必至」の２頭とマーク必須の“穴馬候補”とは

～フェブラリーＳ・過去10年の傾向分析～

　過去10年の前走レース別成績において、勝利数１位なのが前走・根岸Ｓ組で〔４.２.３.43〕。この中でも、根岸Ｓを３番人気以内で連対した６歳以下の馬に、東京1600ｍでの勝ち星があれば〔３.０.０.２〕勝率60％。当舞台では３戦３勝とパーフェクトを誇るコスタノヴァなら勝ち負け必至。

得意の舞台で一気に頂点へ　コスタノヴァ

　一方、根岸Ｓに連対数で並んでいるのが前走チャンピオンズＣ組で〔３.３.２.９〕。特にチャンピオンズＣが４番人気以内で、今回も引き続き同じ鞍上が騎乗すれば〔２.１.１.０〕複勝率100％。昨年の覇者ペプチドナイルが連覇を狙う。

◇主な前走レース別成績
・根岸Ｓ〔４.２.３.43〕
・チャンピオンズＣ〔３.３.２.９〕
・東海Ｓ（今年はプロキオンＳ）〔３.１.１.15〕
・武蔵野Ｓ〔０.０.１.１〕

前年の覇者ペプチドナイルも好走条件に合致

　その、ペプチドナイルが勝った昨年は11・５・13番人気馬が上位３頭を占める波乱決着。近年は超一線級が同時期の海外Ｇ１へ向かうことも影響してか、混戦メンバーとなり波乱の気配が強まる傾向。今年も穴馬候補を要チェックしたい。

　過去10年、穴馬＝６番人気以下で馬券に絡んだ馬は８頭。その全頭が前走７着以内の牡馬だった。また、７頭にはダート1400ｍ以上の重賞で連対実績があり、左回りのダート戦で２連対以上、さらに12月～２月に勝ち星があった。人気薄を見込みサンライズジパング、デルマソトガケに注目。

強い４歳世代の一角サンライズジパングに要注意