小倉2歳Sデータ予想 2勝馬クインズサリナ、カシノマストの取捨は?
昨年はシュウジが圧勝。同馬は今夏のスプリント戦線でも堂々たる成績を収めているが、今年もそんな逸材は現われるのだろうか。
軸は2勝馬で決まり
出走馬の数多くが新馬・未勝利勝ち直後、それも小倉の1200m戦を勝ち上がってきた馬が中心とあって2歳戦らしいアプローチも必要か。とはいえ、まずは2勝馬について考えてみたい。
過去10年で2勝馬は〔2.3.1.5〕という成績で、連対率は45.5%にもなる。軸にするならここだろう。今年のメンバーではカシノマストとクインズサリナの2頭が2勝をマークしている。
カシノマストは前走のひまわり賞を圧勝。九州産馬限定戦のひまわり賞組は過去10年で〔0.1.0.7〕と一息だが、カシノマストの勝ちタイムは今年のメンバー中2位タイの好時計。2008年2着だったコウエイハートがひまわり賞で2着馬につけた着差は0.3秒。カシノマストは1.2秒もの差をつけている。これは過去10年で最大の着差であり、上位争いの資格は十分にある。
もう1頭の2勝馬、クインズサリナはフェニックス賞で前述のカシノマストを負かしている。そのフェニックス賞勝ち馬は過去10年で〔1.2.0.3〕。馬券を外した3頭も4着、5着、11着だからおおよそ上位に食い込んでくる計算が立つ。このうち、阪神芝1200mでデビュー勝ちした牝馬に絞ると〔1.1.0.0〕。2勝馬2頭を軸として考えたい。

阪神芝1200mでデビュー勝ちしたクインズサリナ(撮影:日刊ゲンダイ)
相手候補は小倉1200m組から
前走が小倉芝1200mだった組は過去10年で〔7.9.7.88〕。残り3頭の勝ち馬は小倉芝1000m、中京と京都のマイル戦から臨んできた馬。今年は後者のパターンは不在なので、相手も小倉1200m組から選びたい。
前走人気別成績(過去10年)
1番人気〔7.6.5.38〕
2~4人気〔3.4.5.59〕
5番人気以下〔0.0.0.22〕
前走1着馬の着差別成績(過去10年)
0.0秒差〔1.1.0.12〕 複勝率14.3%
0.1~0.2秒差〔2.2.3.40〕 複勝率14.9%
0.3~0.5秒差〔3.5.3.21〕 複勝率34.4%
0.6~0.9秒秒差〔2.2.1.16〕 複勝率23.8%
1.0秒差以上〔1.0.0.4〕 複勝率20.0%
線引きをするなら、前走で4番人気以内で、なおかつ0.3秒差以上の着差をつけていることが理想。この2点をクリアしたのはシゲルベンガルトラ、メイソンジュニア、レーヌミノルの3頭。
また、前走は0.2秒差での勝利だったが、キョウヘイも侮れない。その前走の勝ち時計は今夏の小倉2歳戦で最速の時計。リーチザクラウン産駒は今年産駒がデビューして、これまで〔5.1.1.11〕という成績を収めているが、そのうち芝1200m戦で〔3.1.0.3〕という高いスプリント適性を誇っている。この馬も押さえたい。
結論
軸
カシノマスト
クインズサリナ
相手
シゲルベンガルトラ
メイソンジュニア
レーヌミノル
キョウヘイ
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