【阪神牝馬S】激走の可能性を秘める爆穴 “トロヴァトーレと0秒4差”の馬に一変の予感

とっておき〇〇馬
阪神牝馬S

阪神牝馬S:とっておき穴馬

栗東の安打製造機 那谷TM

イフェイオン

「前進気勢が強くなってきたことで初めて1400mを試してみた前走の愛知杯でしたが、ポジションを取りに行って尋常ではないハイペースに巻き込まれてしまったもの。距離の適性以前の話であり、むしろそこまで大きくは負けていないことを評価すべきでしょう。3走前のターコイズSでも掛かってしまったように、休み明けでは行きたがる傾向にあり、今回のように叩かれた方が落ち着いて走れるタイプ。2走前のニューイヤーSでは牡馬相手に不利な中山マイルの大外枠を引いて、先日のダービー卿CTを勝ったトロヴァトーレにコンマ4秒差だったのであれば、重賞でも牝馬同士なら十分に足りるレベルです」

イフェイオン

ハイペースに巻き込まれた前走は完全に度外視できるイフェイオン

那谷明弘

筆者:


1970年神戸市生まれ。慶応大学文学部卒。95年入社。美浦で時計班として所属したのち、96年秋から栗東トレセンで取材を担当。夏の小倉出張は10年を越える。予想は「競走馬の強さはラップに現れる」、馬券は「血統と確率論の理解が必須」がモットー。