ダービー大敗でも心配無用 セントライト記念、データ班の注目馬は…

重賞データ攻略
セントライト記念

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 昨年はキタサンブラックがここから菊花賞を制覇。今年も春の天皇賞を制すなど、古馬中長距離路線を引っ張る存在になった。皐月賞馬ディーマジェスティを筆頭に好メンバーが集結した今年はどうなる?

馬券的には小波乱まで?

 昨年はキタサンブラック、一昨年はイスラボニータが勝ち、注目度が増してきた菊花賞トライアルのセントライト記念。一昨年は新潟での開催だったが、ここではそれも含めて過去10年のデータを見ていきたい。

人気別成績(過去10年)
1番人気〔3.1.1.5〕
2番人気〔1.2.1.6〕
3番人気〔1.2.0.7〕
4~6番人気〔3.3.3.21〕
7~9番人気〔1.1.2.26〕
10番人気以下〔1.1.3.74〕

前走レース別成績(過去10年)
ダービー〔5.4.2.15〕
ラジオNIKKEI賞〔2.0.2.19〕
白百合S〔0.0.0.5〕
1000万〔1.4.1.38〕
500万〔2.0.3.39〕

 昨年こそ波乱の決着ではあったが、連対馬20頭中16頭が6番人気以内。紐荒れで高配当を狙うのはいいが、あまり頭で冒険するのは危険。前走別の成績ではダービー組が最も優勢だが、近5年では〔4.3.2.9〕と急成長。今年もダービー組が中心となるだろう。

ダービー組の判断材料とは?

前走ダービー組の着順別成績(過去10年)
5着以内〔3.1.1.4〕
6~9着〔0.1.1.5〕
10着以下〔2.2.0.6〕

前走ダービー組の着差別成績(過去10年、1着馬との着差)
0.0~0.2秒差〔2.0.0.0〕
0.3~0.9秒差〔1.1.1.8〕
1.0~1.9秒差〔0.2.0.6〕
2.0~2.9秒差〔2.1.1.1〕

 昨年の勝ち馬キタサンブラックがダービー14着からの巻き返しだったように、ダービーで大きく負けていても挽回が利くレース。とはいえ、ダービー上位馬を軽視していい訳でもない。実績面などを探ると、馬券に絡んだ11頭中10頭は重賞勝ちがあり、なおかつ皐月賞に出走していた。ディーマジェスティ以外ではプロフェットマウントロブソンがこれに該当。

プロフェット

人気薄の中では京成杯の勝ち馬プロフェットが面白い存在(撮影:日刊ゲンダイ)

別路線組からは2頭をピックアップ

 サンプルが少ないものの、馬券に絡んでいない白百合S組は割引き。となると、2頭の勝ち馬を出しているラジオNIKKEI賞組のゼーヴィントを押さえたい。

 近年、存在感を増しているのが前走・500万組だが、この5年間で馬券に絡んだ3頭の共通点は前走で「3番人気以内」&「上がり3F2位以内」&「0.2秒差以上の着差で勝利」の3点。これを全てクリアしたステイパーシストも穴にマーク。

結論

ディーマジェスティ
プロフェット
マウントロブソン
ゼーヴィント
ステイパーシスト

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