どこを使ってきた組が有利? 混戦シリウスSをデータで解析
スプリンターズSと凱旋門賞の影に隠れてはいるが、連勝中で勢いに乗る馬や3歳ダート王の参戦で白熱したレースが期待されるシリウスS。データ班が見つけた一等星とは?
勝ち馬量産のオークランドRT組
重賞実績のある馬こそ少ないが、中々の好メンバーが集まったと言える今年のシリウスS。データの集計期間としては阪神2000mで開催されるようになった2007年以降の前9年とした。
前走レース別成績(過去9年)
オークランドRT〔5.0.0.4〕
エルムS〔1.1.1.12〕
朝日CC〔1.0.0.1〕
レパードS〔1.0.0.1〕
平安S〔0.3.1.5〕
BSN賞〔0.1.0.2〕
1600万〔6.0.0.7〕
OP特別〔0.2.4.51〕
GIII〔3.4.2.26〕
GII〔0.1.2.2〕
GI〔0.0.0.3〕
ステップ別で目立つのはオークランドRT組。5頭の勝ち馬のうち1頭はオークランドRTで負けての参戦だった馬だが、残り4頭中3頭は差し・追い込みで勝ち上がってきた馬。というのも、シリウスSは差し・追い込み馬の活躍が目立つレースで、逃げ馬は1頭も馬券に絡んでおらず、4角4番手以内の馬が〔4.6.4.32〕に対して4角5番手以下の馬が〔5.3.5.67〕と互角。今年のオークランドRTを勝ち上がってきたミツバは是非とも押さえたい。
押さえ候補になりそうな前走・OP特別組だが、前走3着以内〔0.2.3.13〕、前走3番人気以内〔0.1.4.9〕というのが条件か。アポロケンタッキー、ピオネロ、マスクゾロ、ランウェイワルツの4頭がこれをクリア。
次世代を担う3歳馬に注目
今年のメンバーには、3歳ダート王を決めるジャパンダートダービーを4馬身差で圧勝したキョウエイギアの名前が。このレースは3歳馬の活躍が目立つレースでもあり、データとしては以下の通り。
年齢別成績(過去9年)
3歳〔3.1.1.8〕
4歳〔2.1.2.13〕
5歳〔3.1.3.28〕
6歳〔1.5.3.26〕
7~8歳〔0.1.0.25〕
3歳馬は勝率・連対率・複勝率どれをとっても1位。ではどんな馬が馬券に絡むかというと、JDD3着以内(2頭)、1600万・OP1着馬(3頭)という馬達だった。この時期に3歳馬が1600万やOPを勝つということの価値は高い。また、同じ右回りのダート2000mで行われるJDDでの好走も無条件で歓迎すべき材料。56キロは楽な斤量ではないが、キョウエイギアを軸として信頼したい。
結論
軸
ミツバ
キョウエイギア
相手候補
アポロケンタッキー
ピオネロ
マスクゾロ
ランウェイワルツ
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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