池江勢2強が人気のシンザン記念 好走のポイントは“新馬戦”
昨年は2着のジュエラーが桜花賞を制覇。牡牝の三冠馬を輩出するなど、出世レースとしてすっかり定着したシンザン記念を制するのは…?
新馬戦で素質馬を見抜け
2~3歳の重賞では新馬戦の中身が判断材料になることも多いが、このレースも例外ではなさそう。
1~3着馬の新馬戦(過去10年)
2着以内(30頭中23頭)
3番人気以内(30頭中20頭)
1600m以上(30頭中22頭)
関西4場でデビュー(30頭中24頭)
今年のメンバーで上に挙げた4点を全てクリアしたのはアルアインとペルシアンナイトの2頭。同じ池江寿厩舎で前走500万勝ちという共通点。敢えて使い分けしなかったのは両方とも賞金加算の見込みがあったから?とも考えられる。
前走クラス別成績(過去10年)
新馬・未勝利〔2.2.1.31〕
500万〔3.3.4.34〕
OP特別〔1.2.2.15〕
GIII〔1.0.1.4〕
GII〔0.1.0.1〕
GI〔3.2.2.26〕
500万勝ちの馬について考えてみると、馬券に絡んだ10頭中9頭が前走5着以内、10頭中7頭が前走5番人気以内、10頭中7頭が1600m戦だった。こちらについても全てクリアしたのがアルアインとペルシアンナイト。この2頭が軸と考えていいだろう。人気以外はクリアしたキョウヘイは穴候補に。
もう一度信じたい朝日杯組
過去10年で〔3.2.2.24〕と最も多く馬券に絡んでいるのが朝日杯FS組。1~3着馬の7頭中5頭は着差が1秒以内、7頭全馬に朝日杯FSで5着以内か通算2勝以上の実績があった。これを満たしている朝日杯FS5着のトラストをもう一度狙ってみたい。
新馬勝ち、未勝利勝ち直後の馬も決して侮れない。過去10年で〔2.2.1.31〕という成績だが、そのポイントは以下の通り。
新馬未勝利勝ち直後のポイント
2番人気以内(5頭中5頭)
前走1400m~1800m(5頭中5頭)
前走が京都・阪神(5頭中5頭)
0.2秒差以上で勝利(5頭中4頭)
前走の着差に目をつぶればブレイヴバローズが、前走の人気に目をつぶればマイスタイルが候補に挙がる。
ブレイヴバローズ 前走・未勝利(京都芝1400m) 1番人気1着(0.0秒差)
マイスタイル 前走・未勝利(阪神芝1800m) 4番人気1着(0.3秒差)
この2頭も押さえておきたい。
結論
軸
アルアイン
ペルシアンナイト
相手
キョウヘイ
トラスト
ブレイヴバローズ
マイスタイル
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