日経新春杯は明け4歳が断然有利 データ班の◎は…
年末の有馬記念をサトノダイヤモンド、年明けの京都金杯をエアスピネルが制し、覇権を握ろうとしている明け4歳世代。そして目下4連勝中の日経新春杯、勢いは止まらない!?
4歳馬優勢&重ハンデ馬は割引き
5頭がエントリーしているように、やはり注目は4歳馬。過去10年で勝率・連対率・複勝率すべてで他の世代を上回っているように、レースの鍵は「4歳馬」にある。
年齢別成績(過去10年)
4歳馬〔5.4.3.20〕
5歳馬〔3.4.4.23〕
6歳馬〔1.1.3.23〕
7歳馬〔1.1.0.28〕
8歳馬〔0.0.0.13〕
斤量別の成績を見てみると、ハンデ戦ということで斤量の重い馬はやや振るわず。
斤量別成績(過去10年)
52キロ以下〔2.0.5.23〕
53キロ〔0.0.0.15〕
54キロ〔2.2.0.25〕
55キロ〔2.3.0.17〕
56キロ〔2.5.3.18〕
56.5~57.5キロ〔1.0.0.11〕
58キロ以上〔1.0.2.4〕
ちなみに、58キロ以上で馬券に絡んだ3頭は以下の通り。
2011年 3着 ローズキングダム
→前走・有馬記念(出走取消)、2走前・ジャパンC1着
2012年 1着 トゥザグローリー
→前走・有馬記念3着
2016年 3着 サトノノブレス
→前走・金鯱賞3着
前走好走が重ハンデ馬の必須条件と言えよう。今回、58キロを背負うダコールとレーヴミストラルはその点で割引き。
4歳馬の取捨には4つのポイント
過去10年で馬券に絡んだ4歳馬は12頭。馬券のポイントとなりそうなのは以下の通り。
- 通算連対率50%以上(12頭中9頭)
- 通算複勝率60%以上(12頭中11頭)
- 重賞3着以内の実績(12頭中8頭)
- 京都で1着経験あり(12頭中9頭)※全馬に京都3着以内の実績あり
上記以外だと、前走が条件戦なら1着、重賞ならグレードを問わず8着以内が条件となる。これらを全てクリアしたのがミッキーロケット。同馬はキングカメハメハ産駒で、この条件での種牡馬別成績でも他の4歳馬をリード。
京都芝2400mの種牡馬別成績(赤太字は4歳馬)
キングカメハメハ〔13.8.9.64〕→ミッキーロケット、レーヴミストラル
ハーツクライ〔9.9.9.49〕→カフジプリンス
マンハッタンカフェ〔3.8.5.53〕→シャケトラ、アドマイヤフライト、マドリードカフェ
ゼンノロブロイ〔2.2.2.27〕→レッドエルディスト
連対率ではハーツクライ産駒に劣るもののキングカメハメハ産駒は京都芝2400mの日経新春杯、京都大賞典を3勝ずつと、大舞台での勝負強さが光る。
一方、4歳馬以外で押さえるとすれば5歳馬。ただ、レーヴミストラルは58キロ、モンドインテロは過去10年で〔0.0.0.9〕と振るわないステイヤーズS組。それならば55キロのヤマカツライデンを押さえ候補にマークしたい。
結論
◎ミッキーロケット
○カフジプリンス
▲シャケトラ
△レッドエルディスト
△ヤマカツライデン
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