真冬のダート重賞・東海S 前走GI3着アスカノロマンの信頼度は?

重賞データ攻略
東海S

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 チャンピオンズCと同じ中京ダート1800mで行われるGII戦。昨年の覇者アスカノロマンがチャンピオンズC3着から連覇を狙うが、新規勢力の勢いも侮れない。

前年末のGI実績は素直に評価

 フェブラリーSの前哨戦という位置付けだが、ダート中距離のGII戦ということもあって、GI級の強豪馬が参戦することも多い。中京改修後の過去4年間を振り返ると、前年の東京大賞典、チャンピオンズC(JCダート)で5着以内、もしくは5番人気以内だった馬の好走例が多く、以下の通りである。

2013年
1着 グレープブランデー 前走・JCダート 11番人気5着
2着 ナムラタイタン 前走・東京大賞典 7番人気4着
3着 ホッコータルマエ 2走前・JCダート 9番人気3着

2014年
1着 ニホンピロアワーズ 前走・東京大賞典 3番人気3着
5着 サトノプリンシパル 前走・東京大賞典 5番人気4着

2015年
1着 コパノリッキー 前走・東京大賞典 2番人気2着
3着 インカンテーション 前走・チャンピオンズC 4番人気10着
11着 ナムラビクター 前走・チャンピオンズC 8番人気2着

2016年
3着 ロワジャルダン 前走・チャンピオンズC 8番人気4着
6着 ローマンレジェンド 前走・チャンピオンズC 4番人気14着

 上記の馬達でトータルすると〔3.1.3.3〕。特に好走が目立つのは上位入線馬である。しかも、今年はこれに該当するのがアスカノロマン(前走・チャンピオンズC3着)だけとなれば、軸としての信頼度は高い。

アスカノロマン

連覇が掛かるアスカノロマンをデータ班は素直に信頼(撮影:日刊ゲンダイ)

勢いのある新興勢力に要注意

 年末のGIをスキップした馬や、交流重賞帰りの馬などもいて、東京大賞典組とチャンピオンズC組以外は多彩な顔ぶれ。前走のクラス別成績では以下の通りである。

前走クラス別成績(過去4年)
1600万〔0.0.1.3〕
OP特別〔1.1.1.26〕
GIII〔0.1.0.6〕
GII〔0.0.0.3〕
GI〔3.2.2.8〕

 前走がGI以外だったグループからは5頭が馬券に絡んでいるが、そのうち4頭は「近2走以内に1600万・OP連対」があった。これを満たしているのはカラクプアグレンツェントピオネロロンドンタウンの4頭。

 1~3着馬のポイントとして挙げられるのが重賞勝ち(12頭中9頭)、左回りで1着(12頭中9頭)、1800mで1着(12頭中11頭)の3点。上に挙げた4頭のうち、これを全てクリアしたグレンツェントを相手本線としたい。

結論

◎アスカノロマン
○グレンツェント
△カラクプア
△ピオネロ
△ロンドンタウン

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