群雄割拠レイデオロ世代の★評価まとめ 16-17シーズン最終回
皐月→ダービーでガラリ一変の牡馬路線は今後も混戦?
皐月賞
1着 アルアイン(★5つ)
2着 ペルシアンナイト(★4つ)
3着 ダンビュライト(★6つ)
ダービー
1着 レイデオロ(★5つ)
2着 スワーヴリチャード(★5つ)
3着 アドミラブル(★5つ)
ダービーを勝ったのは皐月賞5着のレイデオロ。2着には皐月賞6着のスワーヴリチャードが入り、皐月賞の上位3頭は5~7着と、ガラッと着順が入れ替わったのが今年の3歳牡馬路線。戦前の指摘通り、そして割れたオッズ通り、確固たる存在は最後まで不在だった。
レイデオロが順調に皐月賞トライアルを使えていたら……という「if」を話しても仕方がないが、今年のクラシック路線はイレギュラーなことが多かった。牝馬のファンディーナが皐月賞で1番人気に推されたこともそうだが、毎日杯とアーリントンCの勝ち馬がその皐月賞でワンツー。ダービーを勝ったレイデオロにしても年明け2戦目での勝利であり、これは32年ぶり2度目のこと。こういった一連の事象が「今年の牡馬は低レベル」という風潮にも繋がったのではないだろうか。
ダービー2着のスワーヴリチャードはまだ頭が高い走りで粗削りな面はあるものの、更に距離が伸びる菊花賞でも期待のできるタイプ。3着アドミラブルは青葉賞と同様、内に切れ込む場面があったりと不器用な面が目立った。それでも3着まで押し上げた能力は流石と言えるが、ビッグタイトル獲得のためにはこういった部分が解消してこないと厳しいのではないか。
2歳馬&3歳馬チェックで高評価をした馬を振り返ると、★9つにはヴァナヘイム、ムーヴザワールド、★8つにはコリエドール、エアウィンザー。ヴァナヘイムは京都2歳Sで2着、ムーヴザワールドは東スポ杯2歳S、共同通信杯で3着と走ったが、★9つという評価に見合う走りだったかと言われればそうではなかった(ヴァナヘイムは骨折してしまったが)。★8つの2頭もお察しの通りで、今年の当コラムは反省点の多い1年となってしまった。
現状では春のクラシック戦線を戦ってきた馬以外に「これは!」という存在もいない。したがって菊花賞戦線は再び春のメンバーでの争いか、もしくは現時点で未勝利の馬が一気に台頭するかという構図になるだろう。
前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
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菅TM
11/17(日)福島3R
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小野智TM
11/17(日)東京2R
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三代川編集
秋華賞(GI)
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